ここ最近のお気に入りはThe Weekndの「Blinding Lights」。この曲を聴くとa-haの「Take On Me」を思い出す。80年代のサウンドだな。こんなカッコいい曲を作れる才能に嫉妬するわね(三毒追放の実践に打込んでいるが)!
さて、2か月ぶりの更新となった。この間、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発出され、そして、世の中が変わった。
相談内容に変化あり。
5月になり、これまで躊躇っていた従業員への事業承継を進めていきたいので相談に乗ってほしいとお客様から電話が入った。下旬になると廃業やM&Aの相談依頼が。新型コロナの影響は中小企業にとって計り知れないほど大きく、経営者の事業承継に対する意欲を後押しする一方で廃業の道をも考えさせるものとなっている。
ニューノーマル。
新型コロナの感染が拡大する中でこの言葉をビジネス関連の情報媒体でよく見かけるようになった。これまでのビジネスモデルが通用しなくなったのだ。弊社のお客様である美容室では、感染防止のためのソーシャル・ディスタンスを確保するため、セット椅子を1台ずつ空けてサービスを提供している。予約に関しても店内に「蜜」をつくらないように時間間隔を空けて受け付けている。さらにはお客様はマスク着用で施術を受ける。そして販売促進がこれまでのやり方では通用しない。「集客=蜜を作ること」になるかもしれないからだ。このようなことは美容室に限ったことではない。
新型コロナは中小企業に対してビジネスモデルの見直し要請をつき突き付けた。収束すれば大丈夫ということではない。経済対策によって現在、企業とってはもっともお金を借りやすい環境となっている。当面の資金を調達できたといって喉元過ぎれば熱さを忘れるようになってはいけない。今すぐに自社のビジネスモデルの見直しに着手すること。そうでなければ企業は生き残れない。そんな世の中になった。変われるか!
ビジネスモデルの見直しにおいて絶対に押さえておかなければならないことがある。それは、事業を通じて人を喜ばせること。世の中をよくすることだ。このことは変わらない。ちなみに、マーケティングという言葉がビジネスの場面で日常的に使われるようになったが、その本質は、いかに人を喜ばせるか、それを追求し、実現することなのである。
かくいう弊社も他の企業と同様である。変わらなければならない。ということで新たな取り組みを。「事業承継支援を通じて中小企業を元気にし、笑顔あふれる社会をつくる。産業と雇用を守り、地域の発展に貢献する」という弊社の使命を担うため、YouTubeチャンネルの開設による情報発信やZoomなど会議ツールを使った相談対応。そして、リアルでは金融機関との提携などを進めて事業承継支援をこれまで以上に強化する。支援については中小企業に対するもののほか、事業承継の支援者に対するものにも取り組んでいく。
ワクワクしている。コロナ禍だからこそ成長できるチャンスがある。みんなでがんばりましょう!