4月18日のこと。三条エコノミークラブ様で講演をさせていただいた。三条エコノミークラブ様は58年の歴史をもつ後継者の異業種団体である。
■三条エコノミークラブ
  https://sanjo-ec.com/

演題は「確固たる信念を持つ」。私が常々思い、また経営支援の場で申し上げていることをお話しした。以下のとおりである。

 

経営とは、将来のあるべき姿と現状とのギャップを埋める取り組みである。したがって、将来のあるべき姿がない、もしくは明確になっていない会社は経営しているとは言えない。

 

将来のあるべき姿とは、会社のビジョン(未来像)である。会社を成長させる社長は明確なビジョンを持っており、さらにその実現がたくさんの人を喜ばせることができると信じ切っている。だからこそ常にその実現に向けて考え、行動する。確固たる信念は、この信じ切れるビジョンから生まれる。ビジョンは明確化するだけでは足りない。信じ切れるかが重要だ。

 

社長専門コンサルタントで有名な一倉定氏は、社長とは決める人だと言った。社長の決定を支えるものは、経営理念、ビジョン、そして自社の歴史であると私は考えている。もちろん、経営や業務に関する知識も必要であるが、それだけでは社長の決定を支えることはできない。このようなことからもビジョンは大切なものである。なお、ビジョンとは、何のために自社は存在するのかという経営理念のうえに策定されるものである。

 

今はまだ明確な、信じ切れるビジョンがないかもしれないが、後継者としてお客様・取引先・社員・経営者の視点から自社の将来のあるべき姿であるビジョンを考えていただきたい。会社の成長、地域の発展を願っている。
 

 

このたびの私の話がいささかなりともお役に立てれば幸甚である。講演の機会をいただいたことに改めて感謝申し上げたい。