新聞に気になる記事が掲載されていました。

 

 

コロナ禍で、預貯金残高は増えている、金余りの時代だ、

などと、揶揄されていることを耳にすることがあります。

 

また、コロナ禍で、住宅ローンの返済に困り、金融機関へ

相談される方も、いらっしゃる話も耳にはしています。

 

今回の記事の内容としては、増えた収入の金額や貯蓄の

金額の上がり幅よりも、住宅ローンの負債金額の増えた割合が

上回っている、ということを指摘する内容でした。

 

中でも、私が気になったのは、「世帯主の収入は4%減る一方、

配偶者の収入が51%増え」という部分。

 

ご夫婦2人の収入を合算して、2人で住宅ローンを組んで

購入している。2人の収入を合算しないと、買いにくい

価格帯になっている、ということではないか、と感じました。

 

さらに、平均の返済期間は約31年、購入者の平均年齢は

44歳ということなので、繰上返済などをしない場合、75歳前後

まで、住宅ローンの返済が続くことになるという内容。

 

低金利時代ではありますが、

「借りられる金額」と「借りても良い金額」は違いますよ!

 

と、この記事を目にして、私は声を大にして伝えたくなりました。

 

家計を1つの財布として、2人の力でやりくりするのは、

パートナーであれば必要なことだとは思います。

 

ただ、住宅ローンという借入に関して、2人の力を合わせないと

買えない物件というのは、ちょっと背伸びをされているのでは

ないか、と私は感じてしまいます。

 

もちろん、正解はありません。共働きのご夫婦で、住むエリアに

強いこだわりがあり、そこに住むためには、2人で力を合わせないと

住まいが手に入らない、というご事情などを承知であれば、

致し方ないとも感じます。

 

その点に関して、私が保守的なのかもしれないのですが、

住宅ローンに関しては、2人で力を合わせるよりも、1人の収入だけで

借りて買える場所の物件を選ぶことが、家計の安心につながるの

ではないか、と考えています。

 

2人の収入が、継続して入ってくる保証があれば良いのですが、

 

「もしかしたら、1人の勤め先が倒産してしまうかもしれない・・・」

「コロナのような、予期せぬ事態が生じて、収入が減ってしまうかもしれない・・・」

「(考えたくはないですが)パートナーとうまくいかなくなって、離れて

 住むことになるかもしれない・・・」

 

そんな、「まさか」、が、いつ起きるかはわかりません。

 

2人の収入をあてにして購入したマイホームが、「まさか」に遭遇して

しまい、返済が滞る、ひいては、返済ができなくなり強制的に手放さざるを

得なくなってしまうかもしれない。

 

私は、どちらかと言えば、プラス思考で楽観的な所のある人間ですが、

「お金」など、経済的な部分に関しては、「最悪の事態を想定」して

考えることが多いです。

 

その「まさか」が起きても対処できるように住宅ローンは組むことが

大切で、それが「借りて良い金額」だと、私は考えています。

 

住宅ローンの審査などは、特に、会社にお勤めの方であれば、

源泉徴収票の額面の金額をもとにして、「借りられる金額」が

計算されることが多いです。しかも、今は低金利。

 

おそらく、2人にとっても、ご自分たちが思っていたよりも、

多くの金額が「借りられる金額」として、提示される可能性が高い

のではないか、と感じます。

 

「私たち、これだけ住宅ローンを借りられるんだ。

 じゃ、この部屋、買えるね!」

 

笑顔の2人の姿が、目に浮かびます。

 

でも、借りた後のことも、その時に考えていますでしょうか?

返済していける「だろう」で、買ってしまっていませんか?

年金生活に入る前までに完済できる計画は、考えていますか?

 

住まいを購入することは、その後の長い生活のスタートに

すぎません。

 

買ってからが、住宅ローンとの付き合いのスタートでもあり、

パートナーとの、新たな住まいの環境のスタートでもあります。

 

マイホーム、住まいを買うときには、

 

「自分たちにとって、借りて良い金額は、いくらくらいなのか?」

「毎月の返済額は、いくらくらいまでなら、家計に負担なく支払うことができるのか?」

 

家計が火の車というリスクを抱えないように、

購入前には、その後の長い家計と向き合う計画を

考えて頂くことが良いと、私は考えています。

 

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