言語と数学 | 日本語教師 in メルボルン

日本語教師 in メルボルン

オーストラリア・メルボルンの日本語学校です。
お仕事の内容や学校での出来事、メルボルンの魅力など
さまざまな情報をお伝えしていきます!

ブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。

日本は花火の季節ですね。

今、オーストラリアは冬ですが、北半球の夏に合わせて、8月、9月にホリデーに出かける人も多くいます。オーストラリアでは日本は休暇先として人気が高いそうですが、日本旅行から戻ってきた友人が言っていた、”Japan is just beautiful.”という言葉が印象的で、私も日本の「美」を探しに日本を旅したくなりました。

さて、私は大学では社会学と日本語学を勉強し、いわゆる文系に属していました。学生時代を振り返ると、数学は嫌いではありませんでしたが、難しい数式を見ているよりも、ものごとについて考えることの方が好きだったと思います。そのため、潜在的に「数学は無理!」と今まで思っていましたが、先日、コンピューターサイエンスを勉強している学生が、「数学と言語は違うようで似ている」と言っていたことが、印象深く頭に残っています。

以前にも、「数学はあらゆる自然科学を説明するための言語である」ということを聞いたことがありましたが、「数学は言語である」なら、裏を返せば、「言語は数学である」ともいえるのではないかと、ふと思いました。

言語はもっと感情的で、流動的で、今までだったら理解できない考え方でしたが、今、日本語を教える立場になり、教える際に数式のようにことばを組み合わせていく過程は、正に数学と同じだと感じます。

例えば、「来年、日本へ行こうと思っています。」という文を作る際、「日本」という場所に対してどの助詞を使うのか「で」や「へ」といった選択肢が出てくると思いますが、「行く」という動作に対して日本は目的地になるため、「で」ではなく「へ」が選択されます。また、将来への意志を表現するため、「行く」という単語が意志を表す形、「行こう」に変換され、さらに、それが話し手の考えていることとして表すため、継続の「て形+います」を使い、「思っています」と表現することができます。

言語により、人は自分の感情を表すことができますが、「行こう」のように、その感情を表すことばを生成する過程にもルールがあり、知らず知らずのうちに、その数式を組み立てているのだと気が付きました。クラスには様々な学生がいますが、そう考えると、言語習得において、理数系か文系かということはあまり関係がないのかと思いました。

逆を言えば、「文系だから数学なんてわからない!」という言い訳もできなくなりますが、もしかしたら私にも数学ができるかもという淡い期待を抱いて、何年かぶりに数学の問題に挑戦してみようと思います。

 

最後に、先日仕事の合間をぬってモーニントン半島のレストランへ行ってきました。

勉強や仕事で疲れた脳には、やっぱり甘いものがほしくなります♡

 

Polperro (150 Red Hill Road Red Hill Victoria 3937)

 

 

-日本語教師育成プログラム―

弊社ではインターンシップ生の育成を行っており、目的にあわせた2つのプログラムをご用意しています。
①教壇に立って日本語を教えたい方向けインターンシッププログラム教壇で自信を持って教えられるように教師に必須の技術や知識、教案作りの方法をしっかり身につけていくプログラムです。

 インターンシップのプログラムの詳細はこちらから↓

https://www.japanese-teacher-internship.com/


②インターネットで教えたい方向けのプログラム 

日本語教師の勉強をしたことがない方が対象のビギナー向けの講座です。日本語の学習をしたことがない「ゼロ学習」の生徒を対象にe-ラーニングで日本語を教えるノウハウを学びます。

 インストラクターの詳細はこちらから↓

 https://www.polyglots.net/information/japanese-