クラスで | 日本語教師 in メルボルン

日本語教師 in メルボルン

オーストラリア・メルボルンの日本語学校です。
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いつもブログを読んでくださっているみなさま、こんにちは。


こちらはこの6月の第1週目から冬だそうで、本当に寒い日が続いています。
こんなに寒かったかしらと毎朝ベッドで起きるたびに思うのですが

学生さんが今年の秋は暖かかったけど、冬は寒いものになるようだよと教えてくれました。

今日はクラスで嬉しかったことを一つ書きたいと思います。


JICには日本語能力試験の合格を目指して頑張っている学生さんも多々います。


その中で、私が担当させていただいている試験対策のクラスがあります。
そのクラスの学生さんの一人はJICで6年間日本語を勉強しているとのことで、もともと高校のプログラムであるVCEなどで培った日本語を忘れたくないと始め、一般クラスを経て日本語能力試験対策のクラスまで上がられたという大変努力家な方です。

 

その学生さんは、最近自分が能力試験を受ける意味を見つめ直していると話していて、能力試験対策も大切だけど自分がやりたい勉強はこれなのかと考えているとのことでした。私も教師としてできるだけ彼女の日本語学習へのモチベーションを下げないように気をつけていますが、最近海外でボランティアをした経験を経て、もっとそういう役に立つことがしたいと考えが変わってきているようでした。

 

こういう話もその学生さんは日本語で全部話すことができ、お互いの意見交換や感じ方を話すのがとても楽しいです。


授業においては、もちろん文法や読解など試験対策の練習を進めているのですが、試験対策の授業というのは工夫をしなければ、退屈な授業になりやすいものの一つだと思います。
 

それを打破すべく、今回、読解が嫌いなその学生さんのために、医療関係者が書いたブログの内容をひっぱって持って行きました。

以前からその学生さんは自分の仕事である医療に関わる日本語についてもっと詳しくなりたいと話していたからです。

もちろん、書かれている語彙は医療専門用語ばかりで、まだ未習のものばかりでした。
辞書を引きながら、自分が知っている文型を駆使し、読み進めていくと、「あ、この治療方法知っている。毎日やってる」と一言。
「すごい、さすがプロだね」と下手なコメントをしてしまいましたが、本人はとても嬉しそうでした。
私はもちろん日本語が「読めます」が、治療のことはさっぱりわかりません。
その不思議な状況に居合わせ、学生が「わかった!!」という感覚を得た瞬間を想像すると非常に嬉しい気持ちになりました。
仕事でクタクタの後にも「せんせいー!こんばんはー!」と元気にやってきてくれます。
もっと「わかった!!」が増える授業にすべく、また工夫を続けていきたいと改めて思いました。

 

最後に、写真は、バスを待ちながら撮ったものです。

とてもいい天気で、太陽と重なってきれいだったので、思わず撮った一枚です。

 

 

 

 
 

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