世界に羽ばたく日本語 | 日本語教師 in メルボルン

日本語教師 in メルボルン

オーストラリア・メルボルンの日本語学校です。
お仕事の内容や学校での出来事、メルボルンの魅力など
さまざまな情報をお伝えしていきます!


テーマ:

ブログを読んでくださっている皆様、こんにちは。                                                                                   

今回もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

メルボルンも、ほぼ1週間40度近い気温が続くという今年最後の夏日を終え、朝晩に冷え込むことも多くなり、晩には鈴虫のけたたましい声に悩まされるようになり…ようやく秋の気配が感じられるようになってきました。                          …とはいえここはメルボルン。いつ最後のどんでん返しがくるかもわかりませんが。

 

さて、今回は世界で広く使われる日本語についてお話したいと思います。

新しいところで、全豪オープンで2大会制覇を成し遂げた大阪なおみ選手のように、世界で活躍する日本人も少なくはないですが、それと同様に、いやそれ以上に私たちが知ってか知らずか、世界に羽ばたき広く活躍する日本語も数多く存在します。

 

最近一番熱いのはやはり間違いなく

 

「コンマリ」

 

でしょう。これを語らずして日本が語れるか、ってくらいもはや有名な言葉ですね。

 

言わずと知れた、日本の「断捨離」を「ときめき」をテーマに世界に広めた一大貢献者近藤麻理恵さんです。先日とうとうアカデミー賞にまで出席するという大偉業を成し遂げていた(https://ameblo.jp/konmari/)彼女の番組がN〇tF〇ixで始まるや否や、テレビマガジンはもちろん、某不動産雑誌から某ファッション雑誌に至るまでどこもかしこもしばらく彼女の名前一色でした。一時は、会う人会う人皆、私が日本人とわかると、

 

「コンマリIng」してるの!?できるの!??

「コンマリイムズ」わかるの!?

がお決まりの挨拶でした。「コンマリIng」だったり、「コンマリイムズ」だったり…このような造語や言葉遊びは日本に限ったことではないのねと感心しつつ、どうにかこうにか彼女の人気にもう少しだけあやかっていけないかと密かに企んでいます。

 

造語で最近驚いたのが、

 

「弁当」

 

です。

どの国でも、お弁当の文化はあります。が、世界のお母様方がこよなく尊い、憧れるのが日本の弁当なんです。

かつて生の食パンにベジマイトを縫ってパック牛乳とスナックを子供に渡していた豪州のお母様方が目指したのが、一つの弁当箱の中に、肉魚野菜卵ごはん等…様々な食材を間仕切り等の創意工夫と共に詰め込んだ、しかもそれにキャラ弁なんぞの技術まで加わった日本の「お弁当」だったんです。

もう雲泥の差、神の領域だったんだと思います。私事ながら、かつて毎日の弁当=チョコレートクリームのサンドイッチをかじりながら母の弁当のすごさを思い知った某欧州国高校留学時代…よくぞ気づいてくれた世界のお母様方!、と感謝するばかりです。

 

今や子持ちのお宅の定番となっているランチボックスの総称はほぼ「Bento box」です。

 

とはいえさすがに食事の内容までは全く同じにできませんから、お弁当箱も、日本のようにただの箱ではなく、3つ、5つ、7つと間仕切りされたトレーと共に売ってあります。しかも、食品衛生を考慮した箱の品質、前日もしくは週末に全て作り詰め込んでおくのが当たり前の文化ゆえに冷凍庫、冷蔵庫への耐性、液漏れ対策も考えらており、さらに、こちらはお昼ご飯だけではなく、スナックも入れる必要があるわけで、小学生幼稚園生でも、日本の成人男性のような大きさの弁当箱になり…色々込々でひと箱なんと4000円です!すごい!すごいが異常に高い!

 

 

これは仕切りが6つの物です。ご丁寧に、載せるものまで説明が載っています。日本とはまた違う感じです。

 

あ、興奮しすぎて忘れていました。造語の話でした。この「弁当」という言葉の広がりと共に生まれた言葉が

 

‘Bentology’

 

いやもはや「弁当学」!学問とまで成り上がったお弁当… 世の日本のお母様方には本当に頭が上がりませんし、同じように、中高と毎朝お弁当を作ってくれた自分の母親にも同等に感謝と尊敬しかありません。

 

「弁当」はもはや発展形ですが、食べ物にまつわる日本語はよく目にします。最近目にしたのが、こちら。

 

シラタキです。シラタキ。おでんに欠かせないシラタキです。スーパーの健康食売り場で見つけたまさかのシラタキ、キャッチフレーズはオーガニックヌードル。しかも、調理法はタイ料理のパッタイ。これはまぁ似てなくもない。できなくもない。ただ…ナポリタンはダメだと思うのは私だけでしょうか。

 

他にも色々あるのですが、悪い癖で今回も語り過ぎてしまいましたので、この辺にしておきます。

寿司やてんぷら、アニメや地名等広く流通している日本語も多くありますが(「コンマリ」はもはやその域ですが)、日常生活のほんの些細な場面でちらっと垣間見えたり、偶然出くわす日本語...を探してみる、私のひそかな楽しみについて、今回はお話させていただきました。また機会があったら更新させてください。

 

長名と読んでくださり、ありがとうございました。日本も豪州も季節の変わり目、皆さまご自愛ください。

JIC Language Schoolさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ