橋本vs小川が霞んじゃった…鈴川vs澤田 | 生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ

橋本vs小川が霞んじゃった…鈴川vs澤田

土曜日の帰り、水道橋駅周辺は女の子たちが平気で歌っていた。興奮さめやらぬ、というやつ。東京ドーム「SM  TOWN LIVE」って何? プロレスの8・27武道館みたいなものかな? ドームには熊田曜子さんも観客として、スタンドにいたらしい。ブログに出ていた。


さあ、気を遣って、書きますか。いつも気を遣っているんですけど、今回は特にね。


IGF9・3名古屋の鈴川真一vs澤田敦士を見て、思ったこと。


昔なら、現地に行った者は「すげえものを見たぞ!」と大騒ぎになるところだが、それがサムライTVの生中継で見れちゃう。全国の人が見れちゃう。なんて、いい世の中なんだろう。私はこの試合とメインだけ録画しました。今後の参考のために。ほかは消した。ただ、地上波では放送できない。


橋本真也vs小川直也(99年1・4ドーム)が霞んじゃいましたね。私はそう思う。橋本vs小川は試合よりも、セコンドの乱闘がすごかったので。試合がものすごい「伝説」(この言葉、使いたくないけど)みたいになっているけど、当時の長州さん体制で「鈴川vs澤田」はあり得ない。とっくに止めている。


「闘いだ」「強さだ」「スゲー試合をしろ」「ブッ殺す気でやれ」と言われているのだから、ああなって当然。なるべくして、なった。2人の根性、打たれ強さはすごいと思う。これぞ、折れない心。選手は悪くない。だって、やるしかないでしょ。


もしかしたら、鈴川選手は10年後、天龍さんレベルの存在になっているかも。顔、風貌が若いころの天龍さんに似ている。大相撲出身の中では顔がいいし、足が長い。澤田選手、鈴木秀樹選手も大物になりそう。


「プロレスなんて言葉、なくしたほうがいい」と、8・27両国での猪木さん。IGFに関しては、その通り。両国と2大会を2日連続、見ましたが、いちばんの感想はプロレスでもない、総合格闘技でもない。しいて言えば、昭和51年からスタートした新日本の異種格闘技戦。ルールがあいまい。


これ、どちらかがとんでもない大怪我を負わない限り、ゴールのない格闘技です。これほど根性のある選手だと、目が潰れたとか、腕が折れたとかならない限り、心が折れないでしょ。


やる選手、見ている人が納得できるようにルールを整備したのが総合格闘技。それによって、こうなると、ゴールなんだ、止めるんだ、と見ている人もわかってきた。


だが、IGFのリングはまるで昭和に「タイムスリップ」したかのよう。だから、それが好きな人にはたまらないかも。Uインターをも彷彿させる。でも、昭和でもここまで打撃をやり合った試合はなかったですよ、リング上では。


この試合に限らず、バンナvsシウバなど、ほかの試合にも当てはまること。


選手よりも、リング上を「管理」「指導」する人たちの問題。猪木さん、エグゼクティブ・プロデューサーの蝶野さん、GMの宮戸さん、レフェリーの和田さん。


いちばんイイのは最前列で猪木さんが「もっとやれ!」「止めろ」と決めればいいんですよ。


逆に鈴川選手、澤田選手の試合は毎回、あのぐらいやらないと、なあんだ、今日は物足りないな、となってしまう。そういう「名物」になりつつある。それでいいのか? ってことですよね。


個人的には、それでいいと思います。理由はIGFだから。2カ月に1回だったら、いいんじゃないでしょうか。