護身術と予測 | 護身術と〇〇 自知護身オフィシャルブログ

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自知護身の小川です。

護身術において、予測、
武術的には読みとでも言うのでしょうか
これらは非常に大切です。


というのも、事前予測なしにとっさの反応は難しいからです。


襲われるというのはあまり実感がないと思うので
例えば蚊に刺されることをイメージして下さい(笑)

例えば、前もって「この部屋に蚊がいるかも」と思っているのとなにも思っていないのとでは自身の心の持ちようや周囲を良く見たり対策も変わってくるでしょうし刺されることに何かしらの変化があると思います。


これはつまり稽古でどんなに鍛えていても日常で事前予測をしていなければほとんどの確率で蚊に刺される(襲撃される、事故に遭う)ということです。


そういえば教習所でも似たようなことをかなり昔に教わった気がしますね。
人や車が出てくると思って運転しなさいと。


最も大事であり、意外に人々が怠りやすいところではないでしょうか。


かく言う私もちょうど一昨日、夜勤明けで寝ぼけまなこで歩いて帰っていた時

道路の曲がり角で自転車に轢かれそうになりました。


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自分はそこそこ広い道路を歩いていると
右の細めの道路から自転車がかなり良いスピードでこちらに向かって曲がってきました。

寝ぼけまなこでしたが右側に道があるのは知っていましたし見通しが悪いので曲がり角から何かが来たら危ないなぁーとは漠然と頭にあったと思います。


でも自転車がかなりのスピードでこちらに向かって来るとは予測だにしません。

普通スピード出して見えてない所を曲がったら自転車に乗る本人も危ないわけですから常識的に考えて危険です。


しかにそのジジイ(おっと失礼)は私に向かって突進してきたわけです。


視界に入り、急に自転車が近づき、自転車の男が慌ててハンドルを切り右に逸れようとしてましたがこれはぶつかると思いました。

突然視界に入ったのはもう2~3mくらいの距離でしたから。


その瞬間、無意識に半身を開いて体をかわし、自転車のジジイの背中に軽く手を置いて捌きを行っていました。

一瞬、自分自身も呆気にとられて何が起こったかわからないでいると自分が全くの無傷であることに気づき、後ろを見るとジジイはそのまま走り去っていこうとしました。


腹が立ち
「危ねーだろう!!」
と一喝すると、その人は振り返り申し訳なさそうに頭を下げましたが止まることはありませんでした。


走って追いかけて多分半分以上歳の離れたジジイに説教でもしてやろうかと思いましたが練習でのアキレス腱の負傷と仕事後の足の疲労感からそれはめんどくさいと思いやめました。

でも今思えばもっとしっかり注意すべきでした。


その直後に頭をよぎったのは
これがもし自分でなく片側に小さい子を連れている母親だったら?
老人だったら?


たまたま自分で運良く何もなかったですがもし別の人だったら死亡事故につながったと言っても大袈裟ではないと思います。


ということでやはり事前予測が大事ですね。
日常に、護身を落とし込むには、その考えがまずは必要だと思います。





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