護身術と指導 | 護身術と〇〇 自知護身オフィシャルブログ

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【指導とは……ある目的・方向に向かって教え導くこと。】

何かを指導するというのは難しいことですよね。


教える、伝えるということにはある種のカリスマ性が必要だと思います。

いかに人を惹きつけられるか。

例えば反感を持った相手や疑問を感じる相手から何かを教わってもそれは全部入ってこないと思います。


ちょうどこの間、応急救護の講習を受けに行った時もそう感じました。
受講者に返事をさせたいみたいだったんですが最終的にインストラクターが言っていた一言が

「皆さんがもっと声を出していればもっと早く終わったでしょう」

と言っていました。
ただでさえ少し早く終わっていたのに声を出すことと時間が短縮されることがどう繋がる?
全くわけがわからない。


受講者が返事をしないのは
・積極性がないから?
・ムードメーカーがいないから?
・緊張しているから?
・わからないから?

それもあるのかもしれないしゼロではないと思いますが、人前に立つ立場・指導する立場として考えるのであればそれを引き出すのはこちら側の役目であると考えます。


・積極性がなければどうやったら人を受動的(パッシブ)から能動的(アグレッシブ)に動かせるかを考える。

・ムードメーカーがいれば確かに集団を引率しやすいですがいないのならその役割の適任者を見つけるか、自分がなるしかない。

・緊張しているならその緊張をほぐすにはどうするかを考える。打ち解ける方法を考える。

・わからないことを否定しない。


他にも考慮することはあると思いますが
学校でも教え方の上手い先生は押しつけたりはしない。


少なくとも私だったら少ない時間でも受講者と打ち解けることを目標にしたかなと思います。

信頼関係が築ければ自ずと質問をされたり、協力的になってくれるものです。


教え方が上手いとかはその次だと思います。
相手を聞く気にしないとせっかく伝えたい内容が相手に伝わらない。


私も完璧ではないので日々試行錯誤しながらやってます。


でもいろんな心理学や小手先の技術を並べてやってみても結局大事なのは「自信」と「相手を思った指導」なのかなと思います。


・自信は人に説得力を与える。
・相手を思うというのは、その人がどうやったら早期習得するかを考えそこに導く。


初めての場所や人でいかに心をつかむか、そして相手を思って指導しているかを考えて私も教室に参加しています。


そんな私が所属する自知護身では一つ一つの技術を皆さんがしっかり習得できるよう自信を持って教えています。
護身術教室は⇨こちら



本当にすごい人は、自分より能力や技術がある方をも惹きつけてしまうからすごいものですよね。いち実践者として常に学び、私もそんな指導者になっていきたいものです♪



ではまた次回。




東京を拠点に活動中!
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