JICAエジプト日記

JICAエジプト日記

青年海外協力隊の活動ブログです!
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今日はもう一つ投稿を。
最近思ったこと。


ここに自分は本当に必要なのだろうか?

この疑問はたくさんの協力隊員が

思うことなのかなと思う

自分もその一人で日々その気持ちが

強くなる一方だ

でもこの疑問は途上国にいるからではない

気もするようになってきた。

日本で働いてても頭の片隅で

これはあると思う

そしてそれを求めないといけないだろう

言葉で言いかえると存在価値なのかな?

日本で生活していても

そのコミュニティの中で

どれだけ存在価値を見いだせるか

代わりのきかない存在になれるか

その希少さと社会から求められることが

高くなればなるほど地位や名声が

高くなってお金が入るという

世の中の仕組みなのかな?

独自で考えたことだから

正解かはわからないけど

仮にそうだとして

それを手に入れるために

自分たちは存在価値を見出そうとし

求められていないと感じたら

落ち込んだりするのだろうか

でもそういうわけでもない気がする

って人が多数なんだろうなあ

やっぱりやるからには求めてほしいし

求めている人に何かしてあげたいって

思うのが人間なのかな

仕事、恋愛、いろんなところで

存在価値を気にしてる人が多い気がする

それは自分も含めて。

その人が生きているだけで

唯一無二の存在なのになあ。

なんか矛盾しているなあって。


でも

今日卓球を指導していて

ふと思いました。

卓球にはコーチが僕以外にもう一人います。

同い年の10年以上卓球経験のある

エジプト人です。

普通に考えるといや、

1年そこらしか卓球経験がないし

言葉もわからんやつが

わざわざ日本から教えにくるより

そのコーチが教えたほうがいいやん。

ってなると思います。

最初来たときはすべての競技それでした。

でもここのエジプト人コーチでは

ずっと変化がない。

日本人というエッセンスだけで

すごい存在価値なんじゃないかと。

生まれて今まで日本人と接することが

なかった彼ら。

ずっと続けてたことをこれからも

続けるのもいいけど

初めての経験をしてもらうのも

何か意味を成すのかもしれない。

これをできるのは今ここでは

自分しかいない。

そう思うとそれだけで

すごい存在価値なんだと思う。

誰もが思うだろうってことも思ってても

考えない人は死ぬまでずっと

考えないってこっちきて知りました。

考えに気づくことだけですごいこと。