生命の木講座終了〜口伝のみで継承されたカバラの叡智

伊泉龍一先生を招致した

「生命の木を占星術とタロットで理解する講座」

全6回が終了しました。

生命の木は口伝のみで継承されたカバラの叡智。
これを現代の日本でわかりやすく伝えられるのは
伊泉先生だけではないかと思う。

宗教はいつの時代も

支配層が人心把握のために使ってきた歴史があり

都合の悪い部分は改ざんされたり

カットされたりしているとか・・・。

なので口伝でしか伝えられなかったので「秘伝」「密教」と

言われているそう。

日本のタロット研究の先駆けとして

たくさんの翻訳書、著書がある先生の人気の講座ですが

今回は占星術の歴史や

心理占星術を取り入れて

２２枚のタロット大アルカナを

読んでみることで

より一層腑に落ちました。

私は生命の木の講座は4回目なのですが

初めての方は難しかったようです。

しか〜し今回の対面講座は人数少なめのため

質問し放題。

休憩時間に私たちにも質問してくれる方もいました。

私はタロットを教えていても感じるのだけど

この世界は自分が創っている

という観点に立たないと辻褄が合わなく大混乱すると思います。

何が正解か、何が正しいのか？

こういう時はカードはどう読むの？

というところから物事を見ていくと

生命の木どころか

タロットも読めなくなってしまいます。

生命の木は『生きるための設計図』

法華教や禅の教えにも通じる。

目覚めて生きるとは何か？
３次元、4次元、５次元などの
捉え方がとてもよくわかる。

タロットは占いではなく
今自分がどの目覚めの段階にいるのか？
がわかる気づきのツールなのだと再認識します。

おそらく、占星術ももともとそういうもの。

結局、自分の未来なんて本当にはわからないし
過去世がわかったとしても今ここを生きるしかない。

生命を止めることが自分ではできないから。

自分の意思で自分で考えて
自然と調和して
起きることに身を委ねながらも
やっぱり自分で決めてできるところまでやっていく。

それしかないのだけど
人は往々にして
誰かに決めてもらいたい、と思っている。

〇〇に向いてる、〇〇座だからこの性格
いついつ良いことがある
これをやればうまく行く、、、

だから、統計学を用いた占いのほうが人気だし
そうじゃなきゃ、楽しいことだけしてたらうまく行く
というメソッドが人気。

またはどうやったら得するか？
損しないか？を教える占いが人気。

それで困ってないならいいけれど
進化していく過程で生きづらさを感じてるなら
生命の木は助けになると思う。

先生の講座は全方位ディスりまくってるので
人気ないって言ってました😆

そして、絶対正しいことなどない、と。
（数式以外は）

ご自身もいつだって、偏ってしまうし
好き嫌いも激しいけれど
それをわかっているから
人に対しても寛容になれると。

自分だけが正しい、と思ったら
分離して世界が狭くなってしまう。

何年も何年もこの講座に人が集まって
わからないことをわかろうとする。

先生自身がやりたいことをやって
とてもクリエイティブに生きている。

それがこの講座を招致する意味だし
答えだと思っています。

今回は一緒に主催した清水裕美子さんと
他ではない講座にしたいと
会期の途中にzoom補講を挟みました。

ウェイト版タロットを引きながら
講座の振り返りをしたのが好評でした。

今回もカード解説はありましたが、
ウェイト版タロットを使えるようになる講座は
開催したいと思っていて
伊泉先生に来ていただくかどうかは未定なのだけど

私は少人数でタロットの読み解きをしながら
人生に役立ててもらうのが得意なので
カード解説の講座だけでなく
スプレッドを展開していく講座にしたいな。