中小企業むけ人事労務サービス・採用支援などをおこなっております

COH社労士事務所 人事労務LABO代表の石黒です。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は採用のこと。

 

いきなりではありますが、

採用面接が結果的に上手くいかなかったということはありませんか?

これはおそらく採用面接官であれば、

一度は必ずと言って良いほどご経験があるのではないでしょうか。

 

採用面接においては例えば中途採用の場合、

多くの企業では一次面接から内定までに、

2~3回ほど行われることが多くなっています。

 

しかし一回あたり60分として想定した場合、

たった180分程度しか話をしていないことになりますので、

この限られた時間ですべてを把握するのは中々難しいですよね。

そこで活用の検討ができるものとして、「適性検査」です。

 

一昔前はSPI試験などが代表として実施されていましたが、

最近の兆候としては性格診断やストレス耐性などの調査を目的に、

100~150問くらいの質問に対して、

応募者が「当てはまる・当てはまらない・わからない」などから選び、

どんどん回答するような形式のものが増えているように感じます。

 

余談ですが個人的にこの形式は結構好みです。

と言いますのは・・、実は私の場合は数学が大の苦手で、

新卒の就職活動時も含めてSPI試験を受験した企業において、

あまり良い結果が出たことがありません。(お恥ずかしい限りです…)

 

しかしこれまで勤めた企業においては、

いずれも最終的には管理職を任せていただいたりと、

特段、仕事を進める中でそれを振り返ってみると

足枷になったということも印象としてありません。

 

そのためSPI試験は特定の企業や業務の性質によっては

有効なのかと察しますが、個人的に導入については、

顧問先企業などにほとんど勧めていないのが現状です。

 

しかし最近、この性格診断やストレス耐性を

事前調査することを目的としたタイプの適性検査については、

重要な資料になり得るとしてお勧めしています。

 

事業会社の人事をしていた時に、

2年ほど面接時に応募者へ利用していたことがあるのですが、

結果はとても参考になりましたし、

当時、採用選考をおこなう上で重要なデータとなりました。

 

採用面接の中で、

職歴や実績などは口頭上で最低限の確認ができますが、

ストレス耐性や性格的な特徴などを確認するにあたり、

採用面接官の感性やスキルだけに頼りきって、

面接2~3回程度だけでチェックするのはやや心許ないところですので、

科学的な根拠に基づき結果が導き出される適性検査について、

積極的に活用すべきではないかと考えています。

 

最近の製品は精度も高い印象ですし、

価格も1,000~3,000円/件くらいで導入できますので、

コスト上もそこまで大きな負担がありません。

 

ちなみにお勧めの方法としては、

いきなり応募者に対して実施するのではなく、

まずは社内の社員に対して、

エンゲージメント調査やHRサーベイの一環として実施し、

社内のデータを取ってみることをお勧めしています。

 

こうすることによって、

社内で評価が高い社員や適応に苦労している社員の

適性検査における特徴がデータで溜まりますので、

応募者の回答と照らし合わせることで、

より選考精度が高まります。

 

また、このデータは社内の管理職や人事部でも貴重な資料となって、

例えば人事異動の配置検討時や、

異動後の上司(管理職)との相性検討、

現場での指導方針の策定や指導方法の検討などにも一助となり得ますので、

まさに一石二鳥と言っても過言ではないかと思います。

 

まだ導入されていない場合には、

ぜひ一度、トライアルしてみてはいかがでしょうか。

 

今回もブログをご覧いただきまして、

ありがとうございました。