平等と公平。
よく聞くし、なんならよく言っちゃってますが、公平って人によって違うのかなぁなんて、ふと思いました。
そのきっかけになったのはこの図。
真ん中のイラストのように、一律同じ高さの台が与えられるのが【平等】、
右のイラストのように、身長差に応じた台が与えられるのが【公平】です。
平等とは、スタートラインを揃えること、
公平とは、ゴールラインを揃えること、
なんて言われたりもします。
みんながハッピーな世界は、一律のモノサシではなく、ゴールラインを合わせて調整を図ることで実現できるし、それが公平ということなのでしょうね。
なつ@jiです。
教育業界管理職・小学生2児の母です。部下と小5の娘とのコミュニケーションが目下の悩み。
コーチング、ウェルビーイングの学びを活かして、職場・家族のチーム力向上のために日々奮闘しています。
パラレルキャリアを目指して、講師資格取得に挑戦中!
仕事における公平とは?
これを仕事に置き換えて。
仕事の分担を、それぞれのスキルやライフスタイルなどを考慮せず、均一に割り当てることは【平等】だけど、
ある人は早々に片付いて時間を持て余し、ある人は残業して必死でやっているとしたら、それはよろしくない状態ですよね。
特に多様性の中にあっては、それぞれが持てる力を最大限発揮できるように、適性量を見極め【公平】に仕事を渡すことが、マネジメントに求められるスキルなんだろうなと感じています。
公平性の定義を示す
なんだけど、
なんだかモヤモヤする。。
たぶん、
年齢ように、みんなが平等に時間の経過とともに移り行くもの(子どもだった誰かが、大人になったら台を譲ってあげる)だったり、
本人の努力でどうにもならない、変えられないものとは違って、
スキルって、本人の努力もあるよね?と思ってしまう、わたしの思考のクセのせい。
早々に仕事が片付く人は、これまで努力した経験があって身に付けたスキルもあるだろうし、もしかしたらお金を払って仕事術を学習したのかも知れない。
そういった努力のプロセスがすっ飛ばされて、「アナタは仕事ができるからあの人の分もお願いね」と言われているような配分だったら、なんだかやってられないよね?!という気持ちになるのだと思います。
公平性って、
使いどころが肝心。
どの観点に立った時の公平性なのか、という定義を明確に示すのも、マネジメントの仕事かなと思います。