鼻中隔弯曲症の整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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鼻中隔弯曲症の整体治療

頭蓋骨全体の治療で3診目に真っ直ぐに矯正されていた症例の解説です。


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①    Sさんの病歴・・・
患者Sさんは別件で来院されていましたが、鼻中隔湾曲症もありましたので、本症も治療する事になりました。


②    Sさんの診察
・Sさんの鼻中隔弯曲は、右方に「ノ」の字形に弯曲しています。
・鼻水は無いそうですが、鼻閉は常時右鼻腔にあり、ほとんど空気は通らないそうです。
・血圧は60/90mmHgだそうです。血液検査で特段の異常は指摘されたことが無いそうです。
・眼圧は正常だそうです。また斜視や複視はなく、眼球運動に異常はありませんでした。
・耳鳴りや難聴、あるいはめまいなども無いそうです。
・現在は、虫歯は無いそうですが、以前は時々虫歯になっていて、歯科治療をしていたそうです。
・20代前半に歯列の矯正をしていたそうです。しかしその矯正終了後、慢性的で軽度の痛みが鼻の下の上顎骨付近にあるそうです。
・子供時代から歯ぎしり癖があり、歯科医から「亀裂のある奥歯が数本あります」との指摘を受けているそうです。
・幼少時に左顔面を強打する交通事故にあったそうです(打ち身のみで骨折などは無し)。また、10代後半に自転車事故で頭部を強打したそうです(失神や外傷は無し)。
・視診上、右の頬部が斜め後上方に偏位していました。
・触診上、左右の上顎骨がハイパーモビリティ(関節の過可動性)の状態でした。
・肩こりが酷く、特に後頭部が引き連れる様な痛みが常時あるそうです。







➂ 治療目標と整体治療
 
 ⑴    頭蓋骨(特に頬骨、上顎骨、下顎骨)のズレを矯正する
・頭蓋骨矯正テクニック

 

 



④    経過と結果・・・
・初診治療後、

右方に「ノ」の字形だったSさんの鼻すじは、ほぼ真っすぐに矯正されていました。


・2診目来院時、

初診時にほぼ真っすぐに矯正されたSさんの鼻すじは、ほとんど増悪せず、ほぼ真っすぐな状態をキープしていました。また、常時あった鼻閉も、気にならないくらいにまで改善していたそうです。


・3診目来院時、

鼻柱湾曲症の改善か否かについて正確を期するには、専門医での画像検査が必要ですが、臨床的には問題の無いくらいにまでSさんの鼻すじは95%以上真っ直ぐな状態をキープしていましたので、ほぼSさんの鼻中隔弯曲は解消していると考え、3診目の施術で、今回の集中治療を終了することにしました。

 



⑤     今回の症例の概説、、、
◆ 前提  頭蓋骨は23枚の板で組み立てられたプレハブ住宅のようなもの…
頭蓋骨は15種類・23枚の骨が、縫合と呼ばれる関節形式で組み合わされた、2階建てのプレハブ住宅のようなものです。

ちなみに2階部分が脳頭蓋と呼ばれ、脳が収まり、1階部分は顔面頭蓋と呼ばれ、各種感覚器や筋肉などが収まっています。



 

 

 

◆ 鼻中隔は3枚のベニヤ板で組み立てられたパーテーション
・鼻中隔とは、鼻の正中線で鼻腔を左右に仕切る衝立で、「篩骨垂直板、鋤骨、鼻中隔軟骨」と呼ばれる、ベニヤ板状の薄っぺらな三枚の骨および軟骨で構成されています。

ただベニヤ板状といっても、厳密な平面ではなく、多くの人では多少は波状の起伏があります。しかしその起伏が過剰に曲がっていて、鼻づまり、あるいは美容的な臨床所見があると鼻中隔弯曲症として、治療の対象になります。



 


◆ 鼻中隔湾曲症の一般的な原因・・・
・鼻中隔弯曲の原因として、一般的には、子供から大人に発育する過程で、鼻中隔を構成する三枚の骨と軟骨(篩骨垂直板、鋤骨、鼻中隔軟骨)と、その他の諸々の頭蓋骨の成長度合いが異なり、その際に鼻中隔が過度に発育すると頭顔面内に鼻中隔はおさまりきれなくなり、軟骨と骨の接合部などで徐々にゆがむことで生じる、とされています。このタイプの鼻中隔弯曲症は、整体的には治療は難しいと思います。

 


 

 

◆ 上記以外の別の鼻中隔湾曲症原因(仮説)
・確かに、上記原因による鼻中隔弯曲患者さんは多いと思います。しかしそれだけの原因では無く、別の原因によって鼻中隔の弯曲が生じる可能性も、あると思われます。その一症例が今回のSさんの症例かもしれません。なぜなら、頭蓋骨の矯正で鼻中隔弯曲がかなり改善したからです。では、鼻中隔弯曲が生じる別の原因とは、、、その一つの仮説は次の通りです。

鼻中隔弯曲の一つの仮説…頭蓋骨全体の歪みの一部分 ?!
『頭蓋を構成する15種・23枚のそれぞれの頭蓋骨が全体的にズレ(偏位し)、顔全体が歪み、その歪みの一部位の現れとして鼻中隔も歪む(弯曲する)』

 

この仮説がある程度正しいとすると、鼻中隔を構成する三枚の骨・軟骨(篩骨垂直板、鋤骨、鼻中隔軟骨)の過剰な発育は無い(又は許容範囲内)なので、頭蓋骨全体のズレを矯正すれば、自ずと鼻中隔の弯曲も解消されるのでは、という治療上の理屈が成り立ちます

その証左が今回のSさんの症例だったと思います。




◆ Sさん固有の原因と整体治療法=頭蓋骨矯正テクニック
Sさんの場合、頭蓋骨全体のズレの原因は幾つか思い至ります

例えば、幼少時や10代後半時の頭顔面の事故、また歯列の矯正経験、あるいは強度の歯ぎしりの癖、、、など、それぞれの頭蓋骨に瞬間的、あるいは持続的な負荷が加わっている状況が伺われ、それらが頭蓋骨の縫合に加わり、それぞれの頭蓋骨がズレていき、その一つの現れとして「ノ」の字型の鼻中隔弯曲が生じたのでは、と思われます。

・以上の事から、上記「➂ 治療目標と整体治療」に掲げる治療目標で「
頭蓋骨矯正テクニック」を施術し、結果的に著効を示したので、概ね上記仮説で妥当であったのでは、と考えます。

 

 

 

 

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