先日 喉の痛み、咳の記事に登場した「コルツフット」です。
古い写真でごめんなさい。
フキタンポポと呼ばれています。山野草の売り場で年末に時々見かけます。
学名 Tussilago farfara
科名 キク科
利用部分 花 葉
薬効 痙攣を鎮める 咳 百日咳 喘息 気管支炎
古代ギリシャ、ローマ時代から咳止めとして利用されてきました。
葉は発熱 火傷 虫刺されにも使われたようです。
ハーブインストラクター講座初級、中級にもこのハーブは登場しませんから
薬効はご存じない方が多い、と思います。
修道院のハーブの本などには 「咳を鎮める」と出ています。
このハーブに含まれるピロリジンは有毒ですが、コンフリーと違って
内服は避ける、との記述は見つかりませんでした。
ハーブを病気の治療に使うのは あくまで自己責任においてお願いします。
私たちは医者でも薬剤師でもありませんから、
「治ります、効きます」と言うと 薬事法に触れるのです。
ご質問がありますので 薬効も掲載していますが、使ってくださいという意味では
ありません。
私たちの身近にある植物が、かつては病気の治療に使用された歴史がある
という事を知って、植物に対しての感謝の気持ちを持っていただきたくて ご紹介しています。
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