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ついに1ドル=160円も…ハイパーインフレに備える3つの資産を政治経済ジャーナリストが教えます。


円安が加速し、一時1ドル=160円の水準まで円の価値が下落した。輸入コストの上昇などで日本が物価高の脅威にさらされており、ハイパーインフレに恐怖を感じる人は少なくない。

インフレが起きると現金の価値は下落する。ハイパーインフレならなおのことだが、そのときに備えていまできることは何だろうか。取り組むべき資産運用とは?

今回は政治経済ジャーナリストの筆者が、ハイパーインフレに備えるための3つの資産を紹介する。


ハイパーインフレとは、物価が短期間で数倍になるなど急激なインフレになることで、「悪いインフレ」に該当します

スタグフレーションとは景気停滞を表す「スタグネーション」と「インフレーション」を組み合わせてできた言葉で、景気後退とインフレが同時に進行する現象です。




■日本でハイパーインフレが起こったらどうなる?

ハイパーインフレが起きると物価が急上昇し、1万円で買えたものが、2万円でも、または3万円でも買えなくなる。つまり現金の価値が急落するわけで、あなたの資産の価値は一気に小さくなってしまう。

例えば戦後の日本で起きたハイパーインフレでは1945〜49年にかけて約70倍に物価が上昇した。またこうした事態が起きないとも限らない。

■インフレに備えるための3つの資産

ハイパーインフレに備えるための3つの資産とは、主に次の3つを指す。

● 「不動産」や「金」
● 「インカムゲイン」が得られる資産
● 外貨

1つずつ見ていこう。

●カテゴリー1:インフレとともに価値が上昇しやすい資産

ハイパーインフレ対策として、「不動産」や「金(ゴールド)」など価値が上昇しやすい資産を保有することが挙げられる。インフレとともに価値が上昇する資産を保有しておけば、ハイパーインフレ時の自身の資産へのダメージを最小限に食い止めることができる。

また、インフレ時はエネルギー価格も上がるため、エネルギー価格が上がると恩恵を受ける企業の株式を保有しておくのも、戦略の一つとして挙げられる。たとえばエネルギー価格が上がると石油大手の収益は高まりやすい。

●カテゴリー2:保有しているだけでインカムゲインが得られる資産

別の対策もある。株式の配当や不動産の家賃収入など「インカムゲイン」(保有しているだけで得られる収益のこと)が発生する資産を保有しておくことだ。そうすれば、物価高騰によって保有している現金の価値が相対的に下がっても、インカムゲインを得ることでダメージが抑えられる。

株式や投資信託の中には、保有しているだけで年間4〜5%程度の配当を得られる銘柄がある。株式の場合、株価が下がると配当利回りが上がる仕組みので、今後、株価が上昇しそうで、かつ配当利回りが高い銘柄を選びたい。


●カテゴリー3:外貨

インカムゲインという視点では「外貨」にも注目したい。円預金より金利が高い外貨で預金をすれば、日本の普通預金より大きな金利収入を期待できるだろう。現在、ドルやユーロなどで外貨預金をすると、円より高い金利がつく。

■逆にハイパーインフレに超弱い資産は?

逆にハイパーインフレに最も弱い資産と言えるのが、現金(日本円)だ。現金はインフレになれば価値がどんどん目減りしていくうえ、保有しているだけではインカムゲインはほぼ得られない。

■思い立ったが吉日

現実的には、ハイパーインフレのリスクを100%回避できるような資産運用術は存在しないが、この記事で紹介したような対策を取れば、ダメージを抑えることができる。

ハイパーインフレはいつ起きるか分からない。思い立ったが吉日。いますぐ対策に乗り出してはいかがだろうか。








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