「満月」を過ぎると月も夜遅くに上ってきて,
明け方に明るく輝き,昼間に沈んでいくようになります。
こうなると観察にはちょっと不向きです。
朝起きるのはちょっと苦手なので,
「新月」過ぎて夕方に見られるようになるまで
ほとんど観察できないままで過ぎていきます。
昨日の未明にはちょうど「下弦」になって,
しかも土星や火星と接近して見えるチャンスだったのですが,
朝3時や4時には起きることができませんでした。
今日は,朝から日赤に通院して,
帰り道でお昼ご飯を食べたのですが,
調べてみると月の入りが14:30とのこと。
ひょっとして目を凝らすと見えるかもと思って
西の空をじっくり探してみたら,
白い薄い月がちゃんと見つけられました。
西の空に白い月(正午の月齢23.0)が。13:00頃撮影。
月の入り1時間半前ということで,
西の空でそれほど高い位置ではないだろうと
予想をして探すことでようやく見つけることができました。
(秋分に近い下弦の月は南中時には天頂付近に見えます)
下弦を1日過ぎた月。
やはり予想を持って探さないと見つけられないものですね。
これからますます細くなっていって,
しかも太陽に近づいていくので,
朝の日の出直前でないと見つけにくいだろうと思います。
こうして昼間の月を探すのもたのしいです。