軽便・浜松電気鉄道中ノ町線(廃線路を行く)
中ノ町線(なかのまちせん)は、かつて浜松市内の浜松駅(現在の
遠州浜松信号場)から馬込を経由して、中ノ町を結んでいた浜松
電気鉄道(遠州電気鉄道の子会社)の鉄道路線である。
東海道の松並木の中を黒煙を上げて走り、火の粉が飛散するとして
沿線住民から廃線運動が起きることなどがあった。
乗合自動車(バス)の進出に負け、1937年(昭和12年)2月18日で
全線廃止された。
浜松駅(板屋町) - 新町駅 - 南新町駅 - 遠州馬込駅 - 馬込橋駅 - 木戸駅 - 賛天堂前駅 - 天神町駅 - 天神町東駅 - 植松駅 - 放送局前駅 - 永田駅 - 橋羽駅 - 薬師駅 - 安間橋駅 - 安間駅 - 萱場駅 - 中ノ町駅 - 国吉駅(貨)
旧遠州馬込駅跡
以前の赤電・西鹿島線はここでスイッチバックしていました。
松江町より、橋を渡り東へ進み、木戸町に入っていきます。
橋を渡ると、旧掛塚橋入口の杭が、現在より数百mほど西になります。
木戸町郵便局跡地 石造りの局舎でした。
天神町駅界隈
天神町→植松町間
旧東海道との分岐点・(子安交差点)
ここから、中ノ町まで約4km
浜松名産・六軒京のしそ巻店前
創業幕末 浜松名産しそ巻の元祖として現在に いたっています。
現・浜松アリーナ前バス停 ・・・旧放送局前
この、南側にはNHKラジオ放送局 72mの鉄塔が2本立っていました。
現・和田町 ・・・・ 旧永田駅界隈
天竜川町・旧橋羽駅(現在も橋羽の名は残っています)
この、南側の東海道松並木に沿って軽便も走っていました。
薬師町界隈
国道1号線バイパスの下をくぐります。
安間川を渡ります。
ここを、さらに右に入っていきます。
旧東海道の一里塚跡などの碑も
金原明善の生家(きんぱらめいぜん) 昔、暴れ天竜川を私財を投じて、堤防建設・用水路などを築いた、浜松の明主です。
村境の碑
終点は、現在中野町公民館になっています。
裏道 中野町小学校
以上 軽便・浜松電気鉄道中ノ町線 でした。