MMTTYは、内蔵の「QSO DATA」を持つ他に、JG1MOU/浜田OMの「Turbo Hamlog」、JH3GBD/堀野OMの「LOG200」、JE3HHT/森OMの「MMLOG」との連動も可能になっている。
当局も使い慣れた、お馴染みの「Turbo Hamlog」を連結して使うと、まことに具合が良い。そこで今回は、Turbo Hamlogのログ設定を行ってみた。
メインメニューの「オプション」⇒「ログ設定画面(L)」をクリックして、ログ設定画面を呼び出す。
まず「入力設定」タブを開いて、ログブックからQSOデータを参照して取込む設定を行う。
左列は、コンテスト用フレームなので、とりあえず触らない。
中央上段の「大文字(UpperCase)変換」フレームは任意だが、当局は「Name」と「QTH」を大文字で入力する指定を行った。
中央中段の「MyRST」フレームはチェックを入れると、QSOデータ欄に自動的に「599」が入る。当局はチェックを入れてない。
中央下段の「バンドのコピー」フレームは、「周波数をコピー」を選択した。
右列上段「検索データのコピー」フレームは、ログブックを検索して「Name」と「QTH」をQSOデータ欄に入れる。
右列下段「TimeZone」は「Japan」のまま。
QSOデータ欄
入力設定の結果は、Call欄にコールサインを入力して「リターン」キーを押すか、「Find」ボタンを押すとログブックから取込まれる。
次に「変換」タブを開いて、ログブックとのデータ交換の設定をする。
左列は「Turbo-Hamlog」フレームで、上段は「Mode(Ver5では無視)」で、ハムログでのモード表記法を文字指定する。Turbo Hamlogのバージョンが「Ver5」以降では、不要なようですが、一応入れてみました。
左列下段の「Time Zone」はハムログと同様に「Auto」を選択しておきます。
中央上段の「ADIF」フレームは、LoTWなどで使うADIFファイルの設定でしょうか? 今のところ使っていないので、そのまま。
右列は「Link」フレームで、上段は「Application」を指定です。ハムログを使うので「Turbo HAMLOG/Win」を選択します。
右列中段の「Frequency polling」にチェックを入れます。ログブック経由で、周波数をMMTTYに取込みます。
ログ設定が完了したら、最下段の「OK」ボタンをクリックして終了します。
設定が完了した時点で一旦、MMTTYを終了させてから、Turbo Hamlogを起動する。
タイトルに[Link to Turbo HAMLOG/Win Ver5.25b 常置場所]が追加されているので、MMTTYとハムログの連結が確認できた。
受信画面に表示された相手局のコールサインをクリックするとCall欄に反映する。
そこで「Find」ボタンをクリックするか、Call欄で、キーボードの「エンター」を押すと、ハムログの過去のQSOデータを検索して、データがMMTTYのQSOデータ欄に取込まれる。
同時にハムログで取得した周波数をQSOデータ欄(KHzまで)にも転送される。
QSOが確定した時点で、「QSO」ボタンをクリックするとハムログにQSOデータが転送される。
以上でMMTTYとTurbo Hamlogの連動が確認できた。
ハムログの入力ウィンドウに時刻が入り、最後に「Save」します。
次回は、MMTTY最大の特長とも云える、三系統の様々な送信マクロを順次組立ててみます。
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