前回、パソコンでPTT制御するソフト「WinPTT」を作ったが、OMさんから「何のためか?」というご意見を頂いた。

 
確かに、リグからPTT制御をDATA端子などから取り出して、スイッチを使ってハード処理すれば済むことだ。
 
当局のこだわりはこの点にあって、移動などでリグとパソコンをUSBケーブル1本だけで、PHONEまで運用できるようにしたかった為です。
 
運用システムの構成は下画像のようになり、CW、RTTY、PSK、SSTV、SSB、AM、FMをパソコン上のソフトを切替えるだけで可能にすることを目的としています。
 
イメージ 1
 
各モードのソフトとロギングソフトをインストールしておけば、リグ側のモード選択と、ソフトウェアの切替えだけで運用が可能になるでしょう。
 
DSCW (Didital Sound CW)+Hamlogの組み合わせは秀逸ですが、CW、RTTY、PSKでは、CtestwinにはオリジナルのCWマクロ、MMTTY、MMVARIのモジュールが内蔵していいるので、単独ソフトで運用することもできます。
 
しかしSSB、AM、FMなどのフォンになると、メーカー製以外にパソコン連動の運用ソフトがない。
更にメーカー製ソフトで汎用性を望むべくもないが、リモートソフトは規模が大きいのでパソコンに結構な負担をかけるようだ。
 
パソコンにつないだマイクをUSB経由で変調をかけるところまできたが、PTT制御をどうするか?・・・の課題が残った訳です。
 
やむなくDSCW、MMTTYなどと同じ土俵(スタンダードポートを使っている意味)で、PHONEを運用するために「WinPTT」を作った次第です。
 
Tubo Hamlogで、CQマシーンの機能で「PTT連動」を使う場合は、同じポートを使うので「WinPTT」は同時に使えません。
 
このソフトはホームでの運用より、移動運用に様々なモードを使うことで、威力を発揮すると思います。
 
 
 
 
 
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