前回、コールサインなど大きく表記するのに向いているフォントの、ホンの一部(当局好み)を紹介したが、興味のある方は、下記URLなどを覗いてみてください。
1001freefonts.com http://www.1001freefonts.com/
myfontfree.com http://www.myfontfree.com/
fonts2u.com http://ja.fonts2u.com/
まだまだ沢山ありますが、当局が必要に応じて訪問しているサイトです。
2015/07/30:緊急追記
上の英字フォントのサイトでは見当たりませんでしたが、最近の「無料日本語フォント」のサイトの多くは「DOWNLOAD」と称して、クリックすると怪しいサイトへの誘導が多くなっています。フリーをウタイものにした日本語フォント・サイトは要注意です。
サイト管理者は、広告収入のつもりなのでしょうが、当面、「無料日本語フォントのダウンロード」は行わな方が賢明でしょう。現在は、まともな日本語フォントをフリーで入手するのは難しいようです。
今回は、重要なメッセージ、小見出しから本文などに使えそうなフォントを選んでみました。QSOと一緒で、尻切れになると気分が良くないので、今回は「英語」だけを取り上げます。
英字のフォントは、先端がストレートで飾りのない「サンセリフ体」と、逆に飾りやヒゲの出ている「ローマン体」に分けられるようです。
ところでアマチュアの場合、英字フォントの中で、注意が必要なのがゼロを「0」とするか?「Ø」とするか? ・・・です。
パソコン(日本語OS)のキーボードから普通に「0」を押すと、10進コード[48]、16進コード[30]で「0」の表示になります。
ここで比較的多く英字フォントが10進コード[216]、16進コード[D8]で、「Ø」を使えます。
しかしコードを日本語キーボードから入力するのは面倒で、半角カタカナの「リ」が相当するようだが、当局ようにローマ字変換を使っているとフォント指定を変えたり、変換モードを変えたり、とにかく忙しい。
そこで当局は、パソコン画面のタスクバーにある日本語入力のIMEパッド(右赤丸)をクリックして、下画面の「IMEパッド 文字一覧」を表示する。
この時、現在使われているフォントが右上隅(赤四角枠)に表れるから、違っていたら、プルダウン・メニューで使うフォントを選びなおしておく。
あとは、横軸「U+00D0」縦軸「8」がD8となるから、16進数[D8]を選べば無事に「Ø」が使えますね。
こうした使うフォントによって違う文字が出る可能性がある文字を「環境依存型」と言うんだそうです。つまりWeb上では文字化けする可能性が有りますが、スタンドアロン(自分1台だけ)で使う分には、問題ないでしょう。
まして自分のPCからのQSLカード印刷であれば、まったく問題なし!・・でしょう。
またまた前置きが長くなったが、本題の英字フォントに戻ります。当局が好んで使っている英字フォントの一部です。
Arial (Windowsに常駐?)
どちらのパソコンにも入っているフォントで、何と言っても読みやすい。サンセリフ系
文字横幅が狭く、1行に詰込むのに大変FBだが有料になったようで、残念!
Century (Windowsに常駐?)
どちらのパソコンにも入っているフォントで、何と言っても読みやすい。ローマン系
。
コールサイン用でも取り上げたが、漫画の吹出しにも使っている。手書き感が良い雰囲気だ。
チョット癖が強いが、斜体が標準なようで、DX局には解りやすそうだ。
昔から使っているフォントで、1行詰込みに最適だが、いくらか読みづらい。
Microsoft Sans Serif (Windowsに常駐)
飾りの少ない上品さを感じ、読みやすいフォントだが、文字幅が広めでm味気なさも否めない。
昔の新聞に使われていたようなフォントで、読みやすく、多少コケた感じはあるが癖も少ない。
まさにファンキーなフォントだが、この細字は結構読みやすい。
コールでは、Bold(太字)を紹介したが、本文用には、こちらが使われるようだ。
タイプライターで打ったような文字で、カスレ感もわずかな点が当局のお気に入りです。
Times New Roman (paid Adobeに附属)
とても見栄えが良く、以前は入手しやすかったが今はほとんど有料なんだとは知らなかった。
Elite同様のタイプライターフォントで、どちらも良いが、こちらの方が癖が強そう。
英字専用フォントではなく、日本字の中にも使えるフォントがあります。但し、日本字の場合、入っていないフォントは適当な英字フォントに置換えられる。
また半角「Ø」に対応しているフォントは少ないが、全角文字として「Ø」が入っている場合があります。全角の場合、半角英字の中に混じると、バランスが悪くなるので要注意!
太いわりにソフトなタッチで、当局は英字でも頻繁に使っている。
英字のローマン体より癖が少なく、文字横幅が小さいので1行に詰め込むのに便利。
MS P明朝 (Windowsに常駐)
MSフォントは、ゼロが「Ø」にできるのが特長で明朝=ローマン、ゴシック=サンセリフ。
画像は当局がデータ印字に使っている「Special Elite」です。あらかじめ印刷されているように思える(?)表題部分と、データ入力をタイピングしている雰囲気を出したかったのですが、どうでしょう?
右はQTHロケーションの印字に使っている「DFG太丸ゴシック」です。情報をわかり易く伝える目的から、スッキリしたフォントを選んだつもりですが???
こだわればキリがない・・・だが、そこが趣味の良さでもある。
次回は、日本字のフォントを当局のコレクションでご覧ください。