昨日(3/4)は、嬉しいことと悲しいとこがあった。悲しいことはG8(England)初GETと思って喜んだが、コールのミスコピーだったようで、相手局のCLUBLOGには載っていませんでした。539をもらい559は送ったが、実際にはQSBが激しく339~459と云った入感状況だった。
 
嬉しかったことは、28MHzでRI1ANT(Antarctica=南極大陸)まで飛んだことだ。これはシッカリとコールが確認できたので大丈夫だろう・・・と思っていたが、CLUBLOGにチャンと載っていましたよ。ついでに(失礼)A35AX(トンガ)も14MHzでスロットを増やすことが出来ました。
 

 
ところで前回、当局使っている730V-1に24MHzが乗ったことを書いたが、今まで乗らなかったワークバンドが何故乗ったのだろうか?・・・と考えた。
 
当局はアンテナの直下に自作のコモンモードフィルター(CMF)を入れてあるが、リグ側の出口には、パッチンコアだけであった。
 
先月、DXCCオナーロールのJH1SJNさんから超高級なCMFを頂いたので、これをリグの出口(実際にはSWR計の入口)に取り付けたのでした。
 
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RF Inquiry Inc.のCF5KVで、コモンモード電流に対して広帯域でハイインピーダンス、しかも耐電力5KWの優れものだ。
 
当局の場合、このCMFが作用してワークバンドにマッチングが取れたようで、CF5KVを外すとSWR=3以下には落ちませんでした。10MHzなどはいくらポイントを探しても「無限大」のままです。
 

 
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今回、試しに18/10MHzでもトライしてみると、何れもSWR=1.1~1.2の範囲に収まりました。早速、チューニングしてワッチすると、アレ?? ノイズが少ない。
 
ワークバンドは10/18/24MHzのいずれも、L型ウィンドム(垂直系)を使っていた時より、明らかにノイズが少ないのです。
 
ダイヤルを回すと、朝の10MHzでW7が579で聞こえてきたので、早速コールすると、CQを出すのをやめて一旦、ワッチしてくれているようだ。すかさず再度コールするが、当局がコールを終わるころにはすでにCQを出していた。その後、手当たり次第に呼んでみるが、すべてフラれる。
 
次に18MHzに移動するが、ここではT88(パラオ)が599で入感していた。これなら問題ないだろう・・・と呼んでみるが、しばらくしてQRZが帰ってきたもののQSOは出来ず。
 
18MHzの上の方(PONE)で、JA8局がCQを出してるので、コールすると都内小平市の局にあっさり取られる。終了後に再度コールすると、やっと取ってもらえた。
 
レポートはHIS=57、MY=56だった。のんびりQSOしている様子だったので、詳しいレポートを頂くと、「都内からの50Wにしては弱い」ようだ。QSBの谷間では「RS=22~34まで落ちる」とのことだった。
 
その後もトライしたが、10MHzはほぼダミーロードなみ、18MHzは辛うじて飛んではいるが599以上の局となら何とか、24MHzは559以上の局・・・。
 

 
元々、クリエートの730V-1は7/14/21/28MHzのレギューラーバンド用なので、当たり前だが、実感としてモービル・ホイップ程度かな?・・・でした。
 
リグ側に入れるアンテナカプラは、リグの終段保護が主目的だから、アンテナ自体を共振させるためには、アンテナ直下でマッチングを取らなければ無理だ・・・と云うことが、改めて解りました。
 
 
 
 
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