前回に続いて、工事設計書の書き込みですが、当局の場合V/UHF機は、TSSの認定保証で取った古いFT-736MXを使っているが、これを「第2装置」として申請しました。
 
第2装置の「編集」をボタンをクリックして、下図のように記入しました。周波数帯は144、430、1200MHzです。V/UHFは、使える電波型式が多くなるため、、HF帯より更に面倒になります。
 
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これも、第1装置同様に、リグでは出せない電波型式「A3E」(AM音声)を記入していたため、削除しました。その他は、第1装置と同じように占有周波数帯は記入しません。
 
ここから下は、当局の場合、TSSの保証認定で、その時に自分で書き込んだ内容と同じで変わりません。技適番号から変更する局は、ファイナルの名称も電圧も、取扱説明書に載っていますので、それを書き込みます。
 
次は第2装置の終段管(ファイナル・ディバイス)と電圧ですが、FT-736MXはバンドごとに個別ユニットを使うために、ファイナルも個別に書き込みます。この場合、周波数帯を記入して、続いてディバイス名を書き込みます。
電圧は、周波数帯は書きません(書けない)が、終段管を記入した同じ順序で左から右、次いで上から下に、個別に入力します。
 
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工事設計書の最後は「定格出力」を記入します。この定格出力の記入欄も、上の電圧と同じように終段管(ファイナル・fディバイス)の順序に従って書き込みます。
FT-736MXの定格出力は、144MHzと430MHzが定格25Wで、1200MHzは定格10Wになります。
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以上、肝心なところだけ書きましたが、パソコンをリグにつなぐ変更申請は、添付書類として、追加する機器の「送信機系統図」と「付属装置諸元表」を添付ファイルにして送りました。
 
第3装置以降がある場合は、この繰り返しです。前述OMさんによると、第5装置まで変更した局もいたとか・・・。
 
くれぐれも、そのリグが元々出せる電波型式と、新たに追加する通信方法で使う電波型式を書き、空中線電力と定格電力に注意しないと、総合通信局から「補正」の「通知書」が届いてしまいます。