ヤエスのフラグシップ機、FTDX9000D、FTDX9000MP、FTDX9000MP-Contest、、FTDX9000Contestのいずれも、PACKET端子とRTTY端子を持っていて、一見するとFT-2000と同じようだが、コネクタの結線が異なります。
 
ヤエスのパケット端子+RTTY端子の組み合わせはFT-2000Dで検証頂いたが、FT-9000の場合はRTTYソケットのピン接が入れ替わっている。何の理由か? もはや凡人の理解の限度を遥かに」超えている。
 
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受信音声は、パケット端子とRTTY端子の両方に出ているが、回路図を見るとRTTY1番ピンは直接出ているのに対して、パケット端子4番ピンはアナログスイッチを経由している。従って、常時出力のあるRTTY側の音声出力を利用することにする。
PPT制御信号も、両方出ているが、パケット端子3番ピンはRTTYのFSKキーイングと並列になっていて、リグ内CPUで切換えて使っているようだ。これに対してRTTY端子2番ピンは、外部制御用PTT端子と並列になっている多ので、常時使うにはRTTY側のPTT制御を使った方が間違いがないだろう。
両端子のGNDは共通でした。
 
以上の点で、FT-2000Dでレポート頂いたJH1SJNさんの結線は理想に近く、意味不明の逆転接続を除けば、考え方はそのまま使えそうです。
コネクタ1番ピン → RTTY用DIN1番ビン(RX OUT 700mVrms/10KΩ)
コネクタ2番ピン → PACKET用IDN1番ピン(DATA IN 17mVrms/10KΩ)
コネクタ3番ピン → PACKET用IDN2番ピン(GND)
コネクタ4番ビン → RTTY用DIN3番ピン(GND)
コネクタ5番ピン → RTTY用DIN4番ピン(SHIFT)
コネクタ6番ピン → RTTY用DIN2番ビン(PTT) 
 
ミニプラグ-チップ → CW標準プラグ-チップ
ミニプラグ-リング → CW標準プラグ-リングは未接続
ミニプラグ-スリーブ → CW標準プラグ-スリーブ
同世代のFTDX-5000、FTDX-3000、FTDC1200なども興味がありますが、今のところ未確認です。

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