ヤエスのFT-920には、裏面パネルにAFSK-SFK切り替えスイッチが付いています。このスイッチでAFSK(音声信号による変調)か、FSK(キーイング信号)を選択して運用します。
 
従って、AFSK側の場合は、AFSKの他、PSK、SSTVなどのパソコン音声をリグに取り込む動作になり、FSK側ではFSK専用の接続になります。
DIN5極のコネクタを使っているが、どうせなら1極増やして、どちらにでも使えるようにすれば・・・と思ってしまいました。部品点数を増やすより、コネクタのピン1本増やす方がコストは安いのでは?
 
イメージ 1
スイッチに位置により、接続は異なりますので、要注意です。DATAソケットの上は、FSKで使用する場合、下はAFSKで使用する場合の結線です。
AFSK-FSK切換えスイッチは、裏面なので簡単に切換えられません。このままですと、どちらかの結線方法を選ぶしかありません。
コネクタ1番ピン → DIN4番ビン(DATA OUT)メイン受信のオーディオ出力 
コネクタ2番ピン → AFSKの場合 DIN1番ピン(DATA IN)オーディオ信号入力
コネクタ3番ピンまたはコネクタ4番ビン → DIN2番ピン(GND)
コネクタ5番ピン → FSKの場合 DIN1番ピン(SHIFT)RTTYキーイング入力
コネクタ6番ピン → DIN3番ピン(PTT)
 
ミニプラグ-チップ → CW標準プラグ-チップ
ミニプラグ-リング → CW標準プラグ-リングは未接続
ミニプラグ-スリーブ → CW標準プラグ-スリーブ
基板のジャンパー線JP1をつないでおけば、コネクタ3番ピン、4番ピンのいずれかをGND(DIN2番ピン)に接続すればOKです。
 
当局ような凡人がいくら考えても、AFSKとFSKの切換えスイッチを付けた訳は理解できませんでした。「PSK、SSTVを運用する人は、RTTYはやらない」、「逆も真」と決めつけているのかな?
回路図が手元にないので解りませんが、DINコネクタを6極に変えれば、簡単に両方使えそうですが・・・。
 

インターフェースとリグの接続 トップページに戻る