前回は超音波やら超低周波の検証を行なったが、今回は電磁波攻撃なる物を検証してみよう。


まあ、私からすれば動画を見た瞬間に電磁波攻撃など存在していない事が一目で分かるのだが、知らない人には理解しにくいかもしれないのでビデオを交えて説明して行こう。


とは言う物の、それほど難しい説明は必要ではない。


電磁波も超音波や超低周波と同じ様に、肝心な事は周波数ではなく出力である。

電磁波は電気のある所には必ず発生する。


こんな映像がUPされている。

http://www.youtube.com/watch?v=tt-lCd2rNW0&feature=related


実はこの映像の発見器の反応は、電磁波攻撃など存在していない事を証明している。


何故そんな事が言えるのか?

用意した実験映像を見れば、一目瞭然だと思う。


実験映像


さて、この映像の説明だが、これは盗聴妨害器 の電波を簡易式の盗聴発見器 が反応している様子である。

何故、盗聴妨害器を使っているのか?

それは、盗聴妨害器は一定の電波を妨害電波を出して妨害する物であり、一種の電波攻撃と言える訳だ。


最初、盗聴妨害器 を作動させずに盗聴発見器のスイッチを入れても盗聴発見器は反応しない。

次に、盗聴妨害器のスイッチを入れると、盗聴発見器は何処でも鳴り止まなくなる。

コードレスホンやワイヤレスLAN、ゲーム機のWi-Fi接続でもこの実験と同じ反応が出る。


つまり、電波攻撃と呼べる出力の物であれば、盗聴発見器は鳴り止まないのだ。

そして、コードレスホンやワイヤレスLAN、携帯電話を使っても大丈夫な人が、それ以下の電波の出力でどうこうなる物ではない。

早い話、乾電池(1.5V)でビリッと来る人はいても乾電池で感電死する人はいないが、100Vだと感電死する人も出て来る。

その違いは電圧や電流の高さであり、それが出力である。



次の動画を見てみよう。

http://www.youtube.com/watch?v=T27_M_jYRIs&feature=related


ここにはこんな事が書かれている。


この一連の測定はかなり切羽詰った状況で、電磁波を室内へ集中照射されていた際に、磁化溶剤にて汚染された物品に対して多数測定して行ったものの一つです。
他にも様々な電磁波とは無縁のものを測定してあります。
因みにこのビタミン剤を飲むと、胃腸を容易に電磁波でピンポイントで帯電にて狙われ、激しい腹痛等の症状を引き起こします。


さてこれは事実なのだろうか?


まずこれらの映像の答えから先に書こう。


電磁波は金属部分に吸収されその電磁波に計測器(電界強度計)は反応してしまう。

また、ビンの蓋を電磁波とは無縁の物と考えている事が間違いであり、通電する物は少なからず電磁波と関係がある。


また空中でピンポイントに反応する場合は、そこは電波の増加干渉による強電界の位置であり、少し場所がずれれば反応は止まる。

また電波は白い色では反射され黒い色には吸収される。


実はこの反応は、携帯電話の電波が大半を占めているが、業務用無線等でも同じ現象が起きる。


こうした事を理解するには、携帯電話が家の中でも使えるメカニズムを理解する必要がある。

まず、電波は壁抜けが出来ない。

その為、携帯電話は窓から部屋の中に電波が届くように、中継アンテナが色々な場所や色々な高さに設置してあり、色々な角度から窓から電波が入るようになっている。


つまり、窓から入った電波が、壁などに当たり反射し、それを繰り返して部屋の奥まで電波が届いている。

部屋の奥やビルの奥まで電波が届くのは、反射を利用しているからである。


その反射した電波同士や、窓から入ってくる電波の周期の山が重なった場所で増加干渉や相殺干渉が起こり、それが強電界や弱電界になり、その強電界で計測器は反応する。


また、少し変わった現象もある。

押入れの近くで反応する場合があるのだが、一度押入れを開けると反応が止まったり、空中で反応していたのに家具の配置を変えたり、置物や積んである箱の位置を変えれば反応が止まる場合がある。

その現象は、反射していた物の位置が変わった為に増加干渉の位置が変わっただけである。


その他にも、自分が動く事で自分の体が電波を遮断する位置に入ると反応は止まり、自分の体が電波を遮らなくなるとまた反応し始める現象もある。


こうした現象に、作為を感じる人もいる。

反応した場所を調べようと、物を動かして反応が止まれば「気付かれて発信を止めた」と感じたり、自分が動いたら反応が止まった事で、監視されていると感じたりする人もいる。


ちなみに「自分は携帯電話を使っていないのに」と言う人もいるが、こうした反応に自分の携帯使用の有無は関係が無い。

中継アンテナから発せられる電波は、通話している人だけに届く物ではなく全方向に飛んでいる。

つまり、携帯電話を使っている人がいる限り、自分は使っていなくても、何処の家にも電波は届いている訳である。


また、この動画に使われているのはPCRM10 と言う機種で、測定周波数帯域は磁界30Hz~2KHz マイクロ波700MHz~1.9GHzである。

この機種の測定周波数帯が一つの答えだと思う。

何故なら、業務用無線やアマチュア無線などは、もっと低い周波数を使っており、この測定周波数帯域は携帯電話の割り当て周波数帯と重なっているので、携帯電話の電波による反応の可能性が高い。




こうした反応は携帯電話の圏内であれば何処でも同じ反応が出る可能性があるのだ。

特に反応しやすい場所として、屋上に携帯電話の中継アンテナが立っているビルの上層階や近隣の建造物で、上層階から下層階に行くに従って反応は少なくなる。

また、家の中での反応しやすい場所としては、窓サッシやカーテンレール等の窓の近くの金属部分で、部屋の奥に行くに従い反応する場所が少なくなる。



ビンの蓋の動画と同じ現象は誰でも検証できる。

窓サッシ等に計測器のアンテナを接触させれば結構反応するが上層階の方が反応が出易い。


再現映像



さて、この再現映像とビンの蓋の動画の共通点がお分かりだろうか?

それは、反応と言う意味だけではない。

反応と同時に聞こえる「コツコツ」と言う音である。

つまり、ビンの蓋の動画もアンテナ部分を蓋に接触させている事を意味している。


こうした事を踏まえて、ビタミン剤による腹痛を考えると「プラセボ効果 」の可能性が考えられる。



次の動画を見てみよう。
http://www.youtube.com/watch?v=T27_M_jYRIs&feature=related


恐らくこれが「電磁波とは無縁の物の測定」だろう。

確かにプラスチックは電磁波とは無縁だろうが、そこに使われている「バネ」は金属製である。


この映像も見てみよう。

http://www.youtube.com/watch?v=o0Isv2PCkSk


これも電磁波とは無縁に思われるかもしれないが、水分とて通電物質である。

ベビーローションから電磁波と言っているが、水分でも反応する。

一つ面白い実験がある。

テレビ塔の展望台に行き、盗聴発見器のアンテナを手で触れば盗聴発見器は自分の手に反応する。

その理由は、人間の体のおよそ60%は水分で、その水分に反応する。



この動画は恐らく電波スペクトラムアナライザを使用していると思われる。
http://www.youtube.com/watch?v=avAe0LLh9AU&NR=1


この動画をUPした人は、聞こえる音を電磁波照射と思っているらしいが、この手の音が聞こえる電波は日本全国何処にでもある。


こうした音で可能性が高い物として、レーダー波、データ送信波、電波灯台や電波ビーコン等がある。


周波数まで分かれば何の電波か判明するのだが、この画面では周波数が読み取れない。


一つ言える事は、電波には割り当て周波数が決まっており、受信した周波数が何に割り当てられているかを調べれば何に使われている電波か分かる



「電磁波を撃ち込まれている音かと思われます」等と思っていないで調べれば分かる事だ。

基礎知識も無く、自ら調べる事の危険性がここにある。

こんな映像もある。

http://www.youtube.com/watch?v=Vksr6eVz_sg&feature=related


タイトルは「強い電磁波を放出するアンテナ」とある。

コメントには「千葉県富里市中沢(国道409号線西側)。何の目的で設置され、何の目的で発信しているのか?電磁波による国家暴力行為、協力企業につい­てもこれからは糾弾されなければならない。」と記されている。


動画では、「人間虐待アンテナ」とか言っている。

画像が鮮明ではないのではっきりとは分からないが、形状からすると携帯電話の中継局ではないかと思われる。


最後はこの映像

http://www.youtube.com/watch?v=TmzIFmrx8Vo


コメントにはこう記してある

「テクノロジー犯罪 ・ 思考盗聴 ・ 音声送信の被害を訴えている」


そして最初に受信している周波数が536Mhzから感度が上がっていく映像でピークは539Mhz。

それはUHFの24チャンネルの中心周波数である。

ちなみに473Mhzは13チャンネルの中心周波数で、485Mhzは15チャンネル、497Mhzは17チャンネルいずれもTVである。






盗聴器・盗撮カメラ発見と防犯の情報ガード

集団ストーカー―盗聴発見業者が見た真実 (晋遊舎ブラック新書 1)/古牧 和都