市川の南口の駅前に昔からある洋食屋さんです。

 

 まだ営業していると思って先日フェイスブックの絶滅危惧商店まだまだ元気に営業中と思って掲載したところが、なんとご主人が亡くなって閉店してしまったそうでした。

 優しいご主人で、大変お世話になったことがあります。

 

 今から6-7年前だと思います。

 家族でお邪魔した時のことです。

 その時お邪魔した家族というのは、家内と子供と義母と私の四人。子供は多分三つくらい。まだ幼稚園にも上がっていなかったと思います。

 その時、子供はカレーを注文しました。

 義母が、カレーは大人用の一種類だけなのか、とお店に質問。

 大人用というか、カレーは1種類と回答がありました。

 義母の心配は子供には辛いのではないか、ということでした。

 いわゆる欧風カレーで辛くはないのと、家の子供はその当時から、辛いものは割と大丈夫で、普通に大人のカレーを食べていたので大丈夫です、と私が義母に説明したけれど、家のカレーの辛さと外のカレーの辛さは違います、と言って義母は聞かないの。

 本人も大丈夫というんだけれど、規模だけがなっとくしなくって、、、。

 その時、奥から店主が出てきて、どうしました?と聞いてくれて、事情を話すと、「家のカレーはそんなに辛くはないけれど、ご心配なら特性を作りましょう。」とおっしゃっていただき、辛くはないカレーを作ってくださいました。

 

 もともとのカレーをミルクで溶いて、柔らかな風味に仕立て直して出してくださいました。

 ちょっと味見をしたけれどおいしかったです。

 その後、私は何回かお邪魔しましたが、いつも接客は奥様の仕事で、ご主人とお話をする機会はありませんでした。

 

 合掌。

 

お店とカレーの写真はフェイスブックの下記の記事にあります。