京成の柴又から金町に向かってあるくと、
バス通りが京成線に沿って続いています。
バス通りの右手は有名な金町浄水場になっていて
それに沿ってバス通りが走っているともいえます。
柴又を出て2-3分歩いた辺り、道の左手に、
線路と道路の間に中途半端なスペースがあります。
そこがむかしむかしの帝釈人車鉄道の柴又駅の跡である
と何かで読んだことがあります。
1899年から1913年まで人が客車を引いていたのですね。
京成が金町から高砂まで電車を走らせることになったので
重複する金町・柴又間を人車鉄道が京成に敷地を譲渡して
営業を終了たのだそうです。
当初の京成は、金町・柴又と柴又・高砂で
それぞれ電車を運転し直通はしていなかった
と聞いたことがあります。
ネットで写真を探してみましたら数枚の写真が出てきました。
一枚目は柴又駅の絵葉書のようです。
まことにちいさな客車ですね。
人が引くんだから当然かな...
二枚目は崖のようなところを人が客車を押しています。
どこらあたりなんでしょうか。
最期は町中、右手の建物なんかとてもいい雰囲気です。