ロシアのプーチン大統領は4選を果たし盤石に思える。
もちろん現時点では国内に敵はいないが、初当選を果たした2000年と比べるとはるかに悪化した経済状況は、プーチン大統領自身の足元に火が付きつつあると言って良い。
 
ロシアは昔から軍事拡大を行い近隣諸国を脅迫し経済援助を得てきた歴史がある。
極寒の環境で農作物は育ちにくく、冬はほとんど働けない状態。欧米や日本と比べると満足に働ける機関が半分であった時代もあるだろう。
そんな時代に一定の経済状況を維持するためには、他国から「搾取」するしかない。
裏切りや騙しを駆使しロシアの外国が旨いのはそこに原因があるのだろう。
しかし20世紀も後半になると聞こうとは関係なく経済を発展させる方法はいくらでも出来てきた。
旧ソ連時代に登場したゴルバチョフは、軍事と恐喝で行う外交を改める決意をし、欧米と同じように民主化する道を選んだ。
ゴルバチョフは守旧派により失脚させられるが、エリツインが後継となりまがりなりにも民主化は進んだ。
とは言え、共産主義時代の働かずにはったりをかます国柄は国民にも浸透しており、中々日本やアメリカのように国民は働かない。
プーチンが就任直後は良かった経済も、旧ソ連と同じような外交を展開していては限界があるのだろう。
決して頭を下げず、常に駆け引きをしてくるのは中国や北朝鮮など共産主義国の手法なのだろう。いや日本でも共産党や立憲民主党と言った左翼勢力は間違いを決して認めないから国柄ではなく、共産主義と言うイデオロギーの問題なのかもしれないが、いずれにしてもプーチンのこの手法では苦しくなってきた。
 
アメリカがシリアに攻撃を行っても、核戦争に持ち込まない限り、ロシアが参戦しても経済状況を見れば勝ち目はない。
崩壊がはるかかなたかもしれないが見えてきたロシア。
日本は今こそ、北方領土の返還交渉をすべきではないだろうか。
これ以上、経済が悪化して国民の信を失いかけてからでは、さしものプーチンも「自国」のものだと言い張っている領土を手放すことはできない。

しかしここままでは経済が破たんすることも分かっている。とは言え軍拡は止められない。
ここでプーチンと比較的懇意である安倍首相が手を差しのべれば、交渉が上手くゆく可能性は小さいながらあるだろう。
日本人は外交下手と言われる。
古来では聖徳太子、幕末の高杉晋作、近代でも大久保利通と小村寿太郎位しか外交で成果を挙げた人物は出てこないが、安倍首相はここまで外交では成果を挙げてきている。

北朝鮮拉致問題に次ぐ、大きな外交事案である北方領土問題。
安倍・プーチン時代でなければ解決しない。
しかも今が最大のチャンスと言っても過言ではない。

※この記事は『イケタクの「日本を世界に誇れる美しい国・誇りある国にする」日記』に掲載されています。