抜粋です。


“何かが起きたときに、すぐに感情的になって泣いたり怒ったりしてしまい、物事や人間関係がスムーズにいかないと悩む方がいます。

この場合、重要なキーワードは「客観的」です。

客観的視点に立てたら、多くのことはとてもシンプルで簡単になるもの。

感情的にならずに判断や選択ができるでしょう。

物事や人間関係に対する客観的視点を手に入れて、心落ち着いた日々を送れるようにしましょう。


●事実だけに注目すること。


そうすれば余計な感情に振り回されることがなくなります。


たとえば、人身事故で電車が遅延して会社に遅刻しそうだとします。

事実としてあるのは「電車が時間通りに来ない」ということだけ。


それが分かれば無駄に感情的にならず、遅刻することを会社へ連絡し、他の通勤手段を検討するでしょう。


自分の感情を入れず冷静に判断するために、物事の事実だけを見る練習をしてください。



●意識して人の意見を聞くことも大切です。


自分の考えとは違うさまざまな意見を聞けば、自分の考えの癖がわかるうえ、物の見方や判断の選択肢が広がります。



●自分の考えや感情に対し、一歩引いて疑問を持つようにしてみてください。


どうして私はそう思ったのだろう、なぜ怒っているのだろう、そう考えることで、自分の考えの癖を発見できます。”