患者の気持ち | 朔日草さんのブログ

患者の気持ち

とあるブログで紹介していたので早速購入して読んでみました。


『さよならタマちゃん』
(著・武田一義 イブニングKC 講談社)


著者である武田一義さんの精巣腫瘍(がん)闘病マンガです。


紹介していたブロガーさんもがん(種類は違うけど)で治療経験のある方でした。

この作品、実際に治療経験のある方々にとっては『あるある』ということばかりのようです。

告知されたときの気持ち…
がんと戦っているときの気持ち…
病院で知り合う人はやはり何らかの病気な訳で、軽い人もいれば重い人も…
様々な葛藤…


がん患者を支える側として、是非読んでみたいと思い購入しました。


がんの種類、ステージ、年齢、個人差など様々な要因で治療法も副作用の強さも違います。

この本に書いてあることは、武田一義さんの場合です。

しかし、病気の説明本では知ることのできない患者さんの生の声は大変貴重です。


ほのぼのとした感じの絵ですが、多くの場面で涙してしまいました。

電車とかで読むのは危険なのでご注意下さい。