下がるときは下がるものだ。わかっていてるつもりでも、いざそうなるとうまくは立ち回れなくなる。とりあえずこの月末の日銀金融政策会議やその後のアメリカの失業率などだが、円高、株安、特に円高への流れは止まらなさそうだ。せっかく去年、金利に釣られ、退職金をドル建てにしたのに、すべて台無しとなりそうだ。残念と言えばそうだが、もっと悩ましい問題は、アメリカの政局である。トランプコンビがいるかぎり、ジェットコースターのような市場に振り回されるのは間違いない。
パリオリンピックも始まるが、デモやテロや争乱で、とても東京のようにはならないであろう。それでなくても、民衆の暴れ方は半端でない。そして、オリンピックの後は、お決まりの不景気がやって来る。
極右の台頭が報道されているが、実際は左翼色の濃い英仏政権であるし、ドイツも景気がおもわしくない。これら3国がこければ、南欧はそもそも崩壊しているし、東欧は必死にしがみついているだけでなく、ウクライナの負担が大きい。
欧米は自分の国のことで精一杯で、世界を見ている余裕などはもはやない。
ここに来て、日本は政局どころか、もはや舵を切る人物がいない。ふりかえれば、わけのわからない掲示板が賑わっていた東京都知事選挙の頃がよかったと思う日々が来ることになりそうた゛。明日を楽しみに今夜は一杯引っかけてさっさと寝よう。