古いジャズのスタンダード
「Alone Tigether」~1932年の作品~
で、ジャズドラムを実際に叩く
手順を追っていきましょう。
名門ブランド・Gretchのセットです。
.....素敵!....
叩く側からみるとこういう感じです。
右手で叩くのがライドシンバルとハイハット
左手はスネアドラムを叩きます。
そして右足がバスドラムをペダルを踏んで
鳴らせる。
左足はハイハットのペダルを踏んで
上下2枚のシンバルを打ち合わせることもできるし
踏んだまま、2枚を閉じて重ね合わせた状態で
右手で叩くこともあります。
こういう感じです。
さて
ドラムはスティックを持って叩くのですが
その前に
右手・右足・左手・左足だけで
動きを把握した方が
良いです。
基本は
右手がトップシンバル・ハイハットで基本拍を刻み
左足で2拍・4拍を踏んで
「アップビート」を作り出して
推進力を生み出す。
左手と右足は
一緒に演奏しているベースやピアノ
サックスやトランペットなどの管楽器と
「お話をする」
というイメージを
もちましょう。
最も最初にやるのはここからです。
▼聴いてください!
AloneTogether~Jazzdrumclub ver byN.Yamanuki
右側の方に右手で叩くシンバルの音
左側から左足で踏むハイハットの音が聞こえてきます。
ベースはイントロ以降は4分音符で弾いていますので
右手はベースを聴いて合わせるように右膝を叩いてください。
これがライドシンバルを叩く動きです。
左足は踵を床につけてつま先を
1拍目で上げて2拍目で下す。
これがハイハットシンバルスタンドのペダルを踏む
動きです。
下の譜面をガイドにして、音に合わせて右手と左足を動かしてみてください。
右手のタイミングに左足を
合わせて上げてください。
よく、両手両足がバラバラに動くドラムはむつかしい!
と聞きますが、
そんなことはありません。
「一緒に動く」~Bのように
か
「交互に動く」~Aのように
そう、歩いているように、です。
しかないのです。
まずはここから、
音に合わせて
ドラムを叩いているイメージで
右手と左足を動かしてみましょう。