「おまえはいつでもかっこいい。
だからダメなんだ。」
ドラマ「ハゲタカ」の一説です。
エリート銀行員柴野に対して、
常務が言った言葉です。
このハゲタカの撮影中、
柴田恭兵さんは
肺がんが見つかり、
手術を経て撮影再開した。
それもあってか、
とんでもない迫力でした。
本当に大事な仕事、
局面を変える仕事、
後から振り返って、
人生を変えたと思える仕事、
それらはカッコよくない。
私もそう思います。
そしていつも自戒しています。
結果的にカッコイイ仕事
になると絶望します。
かっこよく仕事する人は、
登山でいえば、
必ず8合目で離山します。
頂上まで行けない。
ここなんです。
大事なところは。
最後の5%なんです。
この社会は結果が全てです。
どれだけ学歴があろうが、
どれだけ経験があろうが、
どれだけ立派だろうが、
結果がすべてです。
だからこそ、
「強い者が勝つのではなく、
勝った者が強い」
なわけです。
特に優秀な人ほど、
高学歴な人ほど、
この言葉をかみしめてほしい。
「おまえはいつでもかっこいい。
だからダメなんだ。」