私名義の金融資産はまだゼロが7個に乗るかどうかの所だけど、父と祖母を含めた全体で考えれば確実に億は超えるし、土地不動産を含めればもうすこし変わるだろう。世界的に見ればまあ、アッパーミドル以上の資産はあるはずだ。ところが日本ではこの層に対する金融機関のサービスは貧弱極まると言って良い。
たとえば証券会社のラップ口座。
あんな商品は証券会社の名折れになるから止めた方がいい。大体海外のインデックスファンドに負けるラップ用のファンドに何の意味があるのかをきちんと説明する15段広告を打ってからにしてもらいたい。それにそれなりの金融資産を要求しながら末端の支店の担当者はお話にならないレベルだったらしい。
また銀行の投資信託の相談窓口。
お客様一人ひとりに合う商品を、なんてCMを流しているけど、それを選ぶ能力がカウンターの向こうにいる人から感じることが出来ない。アッパーミドルクラスの資産であってもまともに会社でマネジメントをしている人だったらある程度の金融の知識はある。それを下回る知識しかないのは問題だろう。
もっとひどいのは生保レディ。
まずお話にならない。彼女らに今後の商品市況やドルとユーロの動きの話を聞いても教科書以下の回答しか帰ってこない。銀座のクラブのママの方がよっぽど詳しいかもしれない。
日本のサービス業全般に言えるのだけど、サービスを提供する側の知識がサービスを受ける側の知識を下回り、お話にならないことがあまりに多い。昔聞いた話だが、広告代理店がマーケティングを商売にしようとした時、広告代理店の役員が全くマーケティングの知識がなく、先方のマーケティング担当役員と接待のときに全くお話にならなかったということがあったらしい。
知識でカバーできるならばいいけど、教養や文化的資本だけは後付けでどうにかなるものではない。普段からコンサートに行ったり展覧会に行ったりするようなアンテナを張り巡らせないと中々そういうものは身に付かない。良くBMWやベンツのトップセールスと紹介される人や三越等のお帳場や外商担当者の話を聞くけど、お客様の趣味に合わせて自分の趣味を持つくらいになっている人が非常に多い。
私はもう10年以上プルデンシャル生命に加入しているし、いまさら変える気にもならないのは、日本のほかの生保のサービスレベルがそれに達していないから。今の私の担当をされている方や前任の私の友人は早くからこのインフレと景気低迷を予想していた。(もっとも私は10年前からインフレリスクを唱えていたが。)そういう話も出来ない人から生命保険を買うより、分かっている人から買いたい。
そういう点ではHSBCプレミアは非常に気になるサービス。
どこまでかゆい所に手が届くサービスをしてくれるのか。非常に気になる所だ。