阿倍野再開発関連事業で進められていたあべの筋(都市計画道路長柄堺線,大阪府道30号大阪和泉泉南線)の拡幅工事ですが7月下旬に北行きが新しく建設された部分に切り替えられました。
これにより北行きの道路に設置されてい灯器が新しく設置されましたので紹介します。
拡幅工事の記事をすでに書かれている方もいらっしゃいますので,当ブログでは工事に伴って新設,撤去された信号機を中心に紹介にということで。
ここに登場する画像で拡幅前が2014年6月22日,拡幅後は2014年7月24日に撮影したものです。
また今回の工事で設置された車灯は全て2010年頃に製造された日信初代薄型(粒タイプ)であり,転用灯器です。
阿倍野交差点→近鉄前交差点
<阿倍野交差点>
拡幅前は車灯が星和電機製初代LED灯器(厚型),歩灯も星和の厚型歩灯が設置されていました。
拡幅前
拡幅後
一部あべの筋2交差点に設置されていた歩灯が移設されています。
<押ボタン式>
拡幅前は車灯が京三製作所製VAT(薄型),歩灯も京三のオマル歩灯が設置されていました。
拡幅前
拡幅後
<あべの筋2交差点>
拡幅前は車灯が信号電材製薄型灯器,歩灯も電材の厚型歩灯が設置されていました。
拡幅前
拡幅後
<キューズモールの前>
ここは丁字路で拡幅前は車灯が日本信号製鉄板灯器φ300とφ250(内庇),同社製一体型LED灯器,松下通信工業製三協OEM樹脂灯器φ300,同社製三協OEMアルミセパが,歩灯は日信製弁当箱や松下製オマル歩灯が設置されていました。
(従道路)
拡幅前
拡幅後
(主道路)
拡幅前
拡幅後
歩灯は現場転用,または外部からの転用灯器です。
<近鉄南交差点>
この交差点は主道路に対して横断歩道のみ信号機が設置されており,従道路は一時停止のみです。
拡幅前は車灯が小糸工業製D形LED灯器,歩灯も小糸製おにぎり歩灯が設置されていました。
拡幅後はコイトの2代目薄型歩灯が唯一の新品の灯器として設置されていました。
拡幅前
拡幅後
<近鉄前交差点>
ここは歩道橋が完成した時から変わっていないためここでは省略させていただきます。
それでは阿倍野歩道橋から見た拡幅前と拡幅後の様子をご覧ください。
拡幅前
拡幅後
今回は拡幅工事ということで転用灯器を多用していました。工事が進めばいずれ南行きの灯器も更新されると思いますが,これはどのような形で行われるのか気になるところではあります。
それでは工事中にしか見ることの出来なかった写真を載せて終わります。
次回予告
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