前回の交差点の池田方面の方の紹介に移ります。
池田方面は堺方面と灯器と基本的に変わりませんが組み合わせが変わります。
まずは主道から
松下初代樹脂のみと松下初代樹脂と三協高分子製の樹脂丸型の矢印灯器(銘板は松下)です。
松下初代樹脂と三協OEM矢印の組み合わせを横から
灯器の厚さが全然違いますね。
三協高分子が樹脂丸型を製造し始めたころはまだ大手3社が鉄板灯器を製造していませんでしたし,当時では一番薄い灯器だったのではないでしょうか。
銘板(三位灯)
昭和49年4?月製造
銘板(矢印灯器)
昭和55?56?年8?月製造
補助灯器は松下初代樹脂に三協高分子製の450mm矢印灯器(銘板は小糸で,北向きと同じ)です。
銘板(450mm矢印)は近くから撮影できなかったので製造年月が分かりませんでした。恐らく堺方面のものと同じであると思われます。
それでは従道ですが,こちらにも「とまれ」灯器があります。
親灯器と「とまれ」灯器の銘板を
堺方面と全く同じです。
歩灯は堺方面と同様です。
池田方面と堺方面の灯器の紹介の間隔がだいぶん開いてしまいましたがいかがでしたでしょうか。
なかなかカオスな交差点だなと感じました。この交差点の北東にはパナソニックの工場があるせい(恐らく関係ない)かこのような松下のとても古い灯器が残っていました。ご存知の方も多いと思いますが大阪中央環状線はとても交通量の多い道路です。そのようなところで残っているのは不思議でしかありせん。もう灯器そのものの状態も決していいとは言えない状況ですし,何より視認性が他の交差点に比べて悪いと思います。いつまで残るのか,気になるところではあります。
夏休みにもなりましたしブログに書くネタはたくさんあるのでどんどん更新できたらなと思います。
撮影日 2014年5月3日
撮影場所 大阪府門真市
次回予告
大阪に残る京三クチバシ灯器






