初代松下樹脂など その1 | ジェットカーのブログ

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大阪モノレールの全駅下車を達成した後門真市駅から大阪中央環状線を南下して今回の交差点に行きました。


この交差点には松下初代樹脂,450mm矢印,三位灯を利用した「とまれ」の表示があることです。

(ここには小糸鉄板斜め庇や警交仕規が付いている包丁未遂なんて灯器があるのですが,全然ネタじゃないように見えないですね...)


またこの交差点は非常にバリエーション豊かでとても長くなってしまうので大阪中央環状線の堺方面と池田方面の2回に分けて紹介し,今回は堺方面を紹介します。




まずは主道の灯器から


松下初代樹脂(三位灯のみ)



アップも










銘板


昭和48年11月製です。




続いて松下初代樹脂の右側にある灯器を


三位灯,矢印どちらも京三製オマルです。




主道の最後は小糸鉄板灯器についている450㎜灯器を



矢印灯器は三協OEMですが銘板は小糸でした。



では歩灯の方の紹介を


大阪でお馴染み(そうでもないかな)の歩灯ですね。

この交差点では堺方面だけでなく池田方面も含めて全基「ヤンキー兄ちゃん」歩灯です。

一つの交差点に全基現役というのはとても珍しいと思います。




では従道の灯器に移ります。

まずは上の450mm矢印灯器の画像に映っている灯器から



小糸製鉄板灯器で,斜め庇です(クチバシ)。銘板が撮れなかったので製造年月は分かりません。

背の高い自動車がぶつけたのか「時差信号」のプレートが割れています。大阪府では昔このプレートを灯

器の下に直付けしていていた時期がありました。






次は包丁未遂です。



主道側からだと全く見えないため,うっかりすると見落としてしまいます。


銘板



昭和52年製であり,この頃の包丁未遂には警交仕規が付いています。




それでは堺方面のトリを




出ました,「止まれ」灯器です。設置方法は親子灯器と同じです。どちらも小糸製ですが製造時期が異なります。庇を見ると分かるのですが,親灯器は斜め庇ですが「止まれ」灯器は通常の小糸製鉄板灯器の庇であることから判別できます。斜め庇の方が古いため,「止まれ」灯器は増設されたのではないかと思われます(角型の「止まれ」が付いていたかは分かりませんがww)。


親灯器,「止まれ」灯器の銘板を




製造時期に7年の差があります。最近では同じモデルの灯器が7年製造されるかされないかぐらいですかね...


取材日 2014年5月3日

場所 大阪府門真市


次回予告

松下初代樹脂など その2