前回は京三宇宙人について書きましたが今回はその矢印についてです。
現在全国的に電球式の矢印灯器と言えば共通筐体丸型のものが多いです。
大阪府ではLED信号機が普及する前はまだまだ共通筐体丸型以前の世代の矢印灯器は残っていましたが,視認性がLED灯器に劣るためか三位灯は更新せず矢印灯器のみのLED化が進みました。
その中でやはり古い各社初代丸型の矢印灯器が淘汰されていきました。
これらは元々数が少なかったのでみるみるうちに無くなっていきました。
その頃私はそのような矢印だけ変わってるなーぐらいに思っていただけで写真を撮っていなかったので今となっては後悔しています...
ということで今でもその宇宙人矢印が残っている場所を知らべたところ,高槻市に残っているということだったので行ってみることにしました。
まず高槻駅に移動しました。
この日は4/1で増税後初めて切符を買うことになったので使用後の切符を持って帰ることにしました。
そして駅を出てみるとすぐに...ありました!!!!
すぐ横に歩道橋があったのでいろいろなアングルから撮影しました。
まずは点灯のサイクルから
交差点の構造をとても言葉で説明できるほど文章力が無いので下記リンクから確認していただくといいと思います。
それでは宇宙人矢印の設置方法を見てみましょう
独特ですね。
矢印灯器を親灯器に付けないというのは後にも先にもこれだけではないでしょうか。
次に銘板を
矢印灯器の製造年月がどう見ても昭和57年です。
大阪府は宇宙人の設置が長く続きましたので昭和56年製造の灯器はちらほら見かけるのですが,昭和57年製造の灯器は見たことがありませんでした。いろいろ調べましたが昭和56年までの製造と表記しているサイトばばかりでした。
宇宙人の三位灯に鉄板灯器の矢印を取り付けているのは結構ありましたが昭和57年頃はわざわざ矢印灯器だけ用意したのではないかと推測します。
それでは高槻市の宇宙人矢印 その2に続きます~
取材日:2014年4月1日
場所:大阪府高槻市(高槻駅前)







