前回に引き続き梅田・豊崎周辺の古灯器について書こうと思います。
場所は元阪神北大阪線の軌道を利用した道路。
この道路は現在鶴野町北交差点から天神橋6交差点まで拡幅工事が行われています。
そんなところにかろうじで日信初代丸型は残っていました。
まず一つ目の交差点。
ここはJR東海道本線と交差するところで,T字路が二つあるようになっているのですが,停止線が無いことから一つの交差点であることが分かりました。
では画像を。
両面設置のための金具も古いです。
従道に日信初代丸型の250mmが1基ありました。
この奥に日信初代丸型があります。
手前にはストレートアームの宇宙人がいますww
ただこれは昔から長いアームにはこういう形状のものが用いられていて,最近登場したストレートアームとは少し違います。
日信初代丸型は昭和49年製であるのに対して,宇宙人は昭和55,56年製であり設置時期がだいぶ違うようです。昭和55年というともう共通筐体丸型が普及し始めていました。実際大阪府でも昭和54年製の京三クチバシが設置されており,この頃どういう基準で宇宙人かクチバシを選んでいたかは分かりません。
ここで余談ですが...
宇宙人がまだまだ残っているイメージがある大阪府ですが,円弧アーム時代のものは少なく現在残っているものの半分ぐらいは昭和50年代のものです。(実際に数えたわけではないですが)
二つ目の交差点
一つ目の交差点より東に位置しています。
ここも全ての日信初代丸型ではありません。
それでは画像を。
先ほどの灯器と同じです。
この交差点の他の車灯は小糸のアルミ一体型でした。
最後に
拡幅工事の状態について
未だにローマ字表記の無い青看板がありました。
これは将来車道になるところに設置されているため工事終了時には撤去されてしまいます...
一つ目の交差点から西(中津方面)の方向
こっちは二つ目の交差点です。
拡幅工事中に付きこんな感じになってますww
後は電柱の撤去のみというところですがここからがなかなか進まないんですよねー
取材日 2014年2月3日
場所 大阪市北区
次回予告
大阪市バス72号系統の迂回
とうとうバスについて書きますw






