「言葉は受け取り方次第で生きるもの」だった話! | 子育てを楽しもう!ぴっかぶー子育てライフ研究所

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大学1年生の男の子と、高校1年生の知的障害の男の子を
育てた経験をもとに、1号・2号の子育ての面白エピソードや、
日常のコト、趣味のコト、子育てのヒント、などなど、発信していきます。
子育てを一緒に楽しみましょうね。

 

こんにちは。

たけだじゅんこ@ぴっかぶー子育てライフ研究所です。

 

気が付けば、2月もあとちょっとですね。

もうすぐ春がやってきます。

 

今年は、コロナ禍でみんながマスクをしているからでしょうか。

インフルエンザにかかった!と言う人にまだお目にかかっていません。

例年なら、この時期インフルエンザが大流行し、学級閉鎖や学年閉鎖

などのニュースも多いのに、です。

 

コロナが流行しているのは本当に困りものですが、

みんながマスクをしている副産物!と思うと、マスクって偉大なんだな

と改めて実感します。

 

さて、今回はそんな感じで、見方次第で、受け取り方次第で

同じ事柄でも感じ方がずいぶん違うんだな、というお話です。

 

話を聞く真剣さで受け取り方が変わる
 

私は、小学生のころ、夏休みになると学校のプールに毎日行って遊んでいたプール大好きっこでした。でも、50mぐらいは泳げるけれど、とにかく遅い。

それは、中学校に入っても大人になっても続きました。

しかも、背泳ぎに関しては、まったくできない。

高校の体育の授業では、

「バスケ部なんだから、泳げないのはダメだ!練習しろっ」

と先生に言われるほどです。

「球技は得意だけど、水泳は苦手だなぁ~」

と、思っていました。
しかし、一応50m泳げるので、泳げないわけではありません。

そしてプールや海は好き♡なので、1号が生まれた時、

「男の子だし、泳げた方がいいから、スイミングスクールに通わせよう!!何歳から習えるんだろう…」

と、スイミングスクールに入れることを決意。

ベビースイミングが生後6カ月から入れることも知り、

友だちを誘ってベビースイミングデビューしました。

ベビースイミングからキッズクラスへ


私の想像以上に、1号は水が好きで、

泣いて水に顔をつけられないお友だちをしり目に

水の中を楽しんでいました。

投げられるのも大好き!!

そんな1号は、4歳でベビークラスを卒業してキッズクラスにはいると、

あっという間にバタ足をクリア。

そして、どんどんとクラスを上げていきました。

そして、背泳ぎクラスへ…

まだまだ、小さかった1号。

レッスンが終わるとスクールの先生が、

更衣室まで来てくれて、

「どこができていて、どこができていないか、

合格するためにはあとどこを練習するのがいいのか」

 

など、親にポイントを説明してくれました。

子どものことなので、私も一生懸命聞きます。
特に背泳ぎはできない種目だし、

5歳児男子の1号は、ふざけながらレッスンを受けていたので、

私としても先生の一言一句を聞き漏らさないよう、そしてしっかりと理解するまで聞きました。



えっ!!?できた!どうして???


あるとき、実家の両親と私と1号、2号で温泉旅行に行った時です。

プール付きのホテルを選んで泊まったので、

1号と2号を連れて両親とともにプールで遊びました。

私の母は、大人の手習いで私が成人してからスイミングを習い、

まったく泳げなかったのにバタフライまでできるようになっていました。

私はそれまでもさんざん母から背泳ぎの術は習っていたのに、

全く浮くことができないでいたのです。

旅行先のプールだったので、みんなで楽しく泳いでいた時、

なんだかふと、私は背泳ぎの体制をとってみたのでした。

ええっ????浮いた!!

人生初!水の上で浮きながら天井を見ている!!!

驚きの瞬間でした。

今まで、いろいろな人に背泳ぎのやり方を教えてもらっていたのだけれど、

「背泳ぎは、苦手。どうせできないから…」

と、どこかで思っていたのでしょう。

いくら教えてもらっても全く浮かない状態だったのに、

1号のスイミングの先生が1号の話として

背泳ぎの泳ぎ方を私にレッスンのたびに説明してくれていたのを、

息子のために真剣に

「できない」という先入観なしに聞き、考え、

自分の中で理解していたので、自然とできるようになっていたのです!


「ママ、できたじゃん!!すごい!浮いてる!!」

と、1号も喜んでくれました。

そんな経験、あなたもありませんか?

好奇心をもって生活するといろいろなことが身につく
 

たとえば、

「廊下は走っちゃだめですよ。あぶないからね。」

と言われた男の子。

だけど、遊びに夢中になってしまうとつい走ってしまう。
先生に言われたけれど、頭に残っていないのです。

なぜなら、

「走ったらあぶない」→「危ない目に合ってないし、それより楽しいことが優先」→「あまり自分に関係ない、他人事」

として聞いてるから。

でも、あるとき廊下を走っていて柱にぶつかってしまった。→「ものすごく痛い」

その時に、

「廊下を走ったら危ないって言ってたでしょう。柱にあたって痛かったよね。お友だちにぶつかっていたら、二人ともとっても痛くて怪我しちゃうかもしれなかったんだよ。」

と言われたら、

「そうか、走ったらぶつかっちゃうかもしれないし、転んじゃうかもしれないから危ないんだな。」

と、実感としてわかります。

 

他人事だった先生の言葉が、

「自分に関係すること」

として理解され、実感されるのです。

まぁ、この例は、実際にぶつかってからわかるのでは遅いので、その前にどうして危ないのかを説明して子どもたちに理解してもらわなくてはいけないのですけどね

または、私のように、教えてもらっているとき、説明を受けているときに

「どうせ、苦手だし、できないから…」

と、思いながら聞いていると、できるものもできない。というわけです。

例えば学校の授業など、同じ授業を聞いているのに、理解できる子と全く理解できていない子の違いというのは、こういうところにあるのです。

いろいろなことを、

「面白い!」「楽しい!」「なんでこうなるんだろう??」

など興味を持って聞くことができれば、それはその子が理解でき、身になっていくのです。

子どもに本当に大切なことや、新しいことを教えるとき、
・自分に関わる大切なことなんだ
・「できない」「どうせ聞いてもわからない」などのネガティブな気持ちを捨てて「こうやればできるのか」「これをやればできるなら、やってみよう」という気持ちを持たせるように話す。
・興味をもたせるように話す。
・やってみたいと思わせる


ことが大切です。これは、自分が教わるときにも必要なこと。

言葉は受け取り方次第で、生きたり、意味のないものになったりします。
子どもは、ママを見て育っていきます。
ママがネガティブではなく、ポジティブにいろいろなことに興味をもって生き生きして入れば、子どももいろいろなことに興味を持つ子になります。

だから、日々の生活の中でも、
「これはなんだろう?」
「これはどうしたらできるようになるんだろう??」


と、好奇心をもってポジティブシンキングな生活をしていきましょう(^^)/

ちなみに…
当然バタフライも私はできないのですが、1号がバタフライのクラスになったころは、小学校にもあがっていて、練習が終わった後には、自分で着替えて上がってこられるようになり、更衣室に迎えにいかなくなっていたので、先生から説明を受けることもなくなりました。

なので…今だにバタフライは泳げませんっ (^^ゞ

 

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