イザ49:5 今、主は仰せられる。主はヤコブをご自分のもとに帰らせ、イスラエルをご自分のもとに集めるために、私が母の胎内にいる時、私をご自分のしもべとして造られた。私は主に尊ばれ、私の神は私の力となられた。49:6 主は仰せられる。「ただ、あなたがわたしのしもべとなって、ヤコブの諸部族を立たせ、イスラエルのとどめられている者たちを帰らせるだけではない。わたしはあなたを諸国の民の光とし、地の果てにまでわたしの救いをもたらす者とする。」49:7 イスラエルを贖う、その聖なる方、主は、人にさげすまれている者、民に忌みきらわれている者、支配者たちの奴隷に向かってこう仰せられる。「王たちは見て立ち上がり、首長たちもひれ伏す。主が真実であり、イスラエルの聖なる方があなたを選んだからである。」

 

地上には、そそのかす軍勢が非常に人ぜいます。ある方が幻を見ました。

大きな食料品店の中で人々がショッピングカートを押しているのが見えました。そこにいくつもの家族がいるのが見えました。突然、何人かの人々の回りに大きな悪霊どもが現れました。そのうちの一匹が、一人の女性を酒類のコーナーに案内しました。その悪霊は彼女の耳に、こうささやき続けました。

「これを買え。おまえはこれが欲しいとわかっているはずだ。飲むと、良い気分になるぞ」

彼女は白分の頭を振ってこれを拒否して、歩き続けました。

それから、もっと大きい一匹の悪霊がそのカートの前に立ち、それを止めました。そして彼女に、別のことをささやきました。彼女は引き返し、その酒を買いました。

 

イエス様はこの幻の中で、これらの悪霊が、一匹だけで働くことも、二匹がいっしょで働くことも、三匹、四匹、五匹、六匹がいっしょに働くこともあると言われました。異なる霊どもが、異なる時に働いて、人々をそそのかして罪を犯させ、人々の生活と家庭を破壊するのです。

 

それからイエス様は、その幻の別の部分をお見せになりました。その幻の中で、高速道路で多くの車が後退していました。イエス様は一人の男性の車に照準を合わせられました。その車の中に、三匹の悪霊どもがいました。

 一匹の悪霊がこうささやきました。

「あいつらの回りにすぐに車を走らせて、この混雑から抜け出ろ。」

別の車の中では、それより大きい悪霊が運転手をあざ笑い、こう告げていました。「俺はあいつらをみんな、すぐにひき殺してやりたいね。」

それから、その二台の車がはみ出て、衝突するのが見えました。それらの車は、ひっくり返りました。そして運転手たちは死にました。

私はこう思いました。

「ああ、神様、こういう暗闇の舌、こういう悪のことばによる、そそのかしの力だ。」私はこう言いました。

「私たちは国の法律に従わなければなりません。もし国の法律がなかったら、私たちの世界は大混乱してしまうはずです。」

 

それから私は御霊によってイエス様といっしょに連れ去られました。私たちは地上の、ある酒場にいたようです。イエス様は私に、その酒場の内部の高い丸イスをお見せになりました。その暗闇の中で悪霊どもがあたりに座っていました。彼らは人々にささやいていました。「もっと酒を買え。話を続けろ。」

これらの悪霊どもは、その幾人かの人々の中に入ったり出たりしているようでした。私は、どうしてなのかしらと思いました。そこには女性たちもいました。イエス様はこう言われました。

「彼らは、敵が彼らに何でもしたいことをさせるための扉を開けています。」

 私は、「ああ、神様!」と思いました。それからイエス様はこう言われました。

「もしだれかが彼らに警告しなければ、彼らはみな地獄に行き着くことになります。彼らは悔い改めて、私に立ち返る必要があります。そうすれば、私は彼らを助け出し、私のことばと私の契約と私の血によって彼らを守りましょう。」

もう一度、私はみなさんにチャレンジしたいと思います。あなたに神の聖なることばを教える良い教会に出席すること、そして、あなた自身を悪から守ることです。

この後、イエス様と私は地獄で地面の上を歩いていました。そこは非常に割れ目が多く、焼けている地面でした。私たちが立ち止まると、多くの炎が立ち上っているのが見えました。いくつもの独房も見えました。

イエス様は、「見なさい。」と言われました。

私はいくつもの独房を見つめました。私は、あの高速道路で車を衝突させたあの人々を見ました。私は、あの食料品店にいたあの女性を見ました。また私は、私が別の光景で見たことのある人々も見ました。

数分間、これらのたましいには肉が付いていて、私は彼らが誰であるかを認識できました。それから、その肉は骨に変わりました。そして、それらの骨には虫どもがいました。私は、その死んだたましいたちの悲鳴を聞きました。彼らはこう言っていました。

「どうして、だれも私に警告してくれなかったの?」

「なぜ、だれも私にこの場所のことを話してくれなかったんだ?」

イエス様は私を見つめられ、こう言われました。

「あなたは人々に警告すべきです。地獄と呼ばれるこの場所のことを、あなたは彼らに告げるべきです。悪霊による多くの策略が人々に対して使われていま

す。しかし、私はあなたに権威を与えています。悪魔を縛るため、私の力を民の上に解き放つため、捕らわれ人たちを解放するためにです。」

 

さらに別の幻を見ました。そこは地獄で多くのたましいが火で包まれていました。少しの間は、彼らの骸骨の上に肉がありましたが、それから、それは熱い溶岩のように剥がれ落ち、彼らの足の周りにすべり落ちました。彼らの骨は乾燥し、その中から虫どもが這い出て来ました。彼らは悲嶋を上げ、歯ぎしりし、泣きました。なぜなら、彼らは死に物狂いで地獄から出たがっていたからです。

私の回りのいたるところから、ののしったり、冒涜したり、叫んだりする大ぜいの人々の声が聞こえました。それは、私が地獄にいた間にしばしば聞いてきたことばでした。

「なぜ、だれも私に警告してくれなかったんだ?どうして、だれも、地獄のことを私に話して私に悔い改めるチャンスを与えてくれなかったんだ?」

その死人たちの声はどんどん大きくなっていくようでした。

 

イエス様はこう言われました。

 「私たちがこれから行こうとしている場所で、あなたはさまざまな声を聞くことになります。死人たちは地獄でしゃべるのです。」

私たちがその場所に行った時、私は骸骨たちを見ることはできませんでしたが、彼らの声が聞こえました。ある男性の声がこう言いました。

「俺は地上で連続殺人犯だった。」

それから彼は別の骸骨に向かって、こう叫びました。

 「おまえは何をしたんだ?」

この二人目の男はこう言いました。

「俺は赤ちゃんたちを殺した。あの赤ちゃんたちの声が聞こえる、それが地獄で俺を拷問で苦しめている。」

 一斉に、叫び声が聞こえました。悪霊どもが現れて、泣いている幼い赤ちゃんたちの姿に変身するのが見えました。それから、これらの偽造された姿は燃え尽きて見えなくなり、悪霊どもの姿が再び現れました。

私はこう思いました。

「主よ、これは幻影てす、そうではないてしょうか?」

 イエス様はこうお答えになりました。

 「そうです。悪魔が望んでいるのは、人々が自分の子どもたちを中絶し、人々を殺し、殺害し、盗み、麻薬やアルコールを飲むことです。彼らの会話を聞きなさい。」

 別の男性がこう言うのが聞こえました。

 「俺はアルコール中毒だった。俺の妻は俺に、悔い改めて、援助を受けに行けと言い続けていたが、俺はそうしなかった。俺は彼女に対してどんどん意地悪くなり、ますます酔っ払うようになった。そして、ついに俺の肝臓がだめになった。それから俺は死んで、ここに来た。俺は一度も悔い改めなかったが、イエスが真理だということを確かに聞いたことがあり、その道も俺は知っていた。」この後、別の男性がこう言う声が聞こえました。

「そうさ、俺は麻薬の売人で、アルコール中毒だった。俺は麻薬を売っていたが、強い麻薬を使い始め、過剰に使ったために死んだ。そして俺はきょう、ここにいる。神のあの大きな白い御座の裁きの日まで、焼かれて悲鳴を上げ続けるのさ。ああ、何て痛いんだろう、ああ、俺は焼かれている。それでも俺には、地上で使っていた麻薬への同じ思いや感情がある。俺は麻薬が欲しくてたまらない。この渇望は俺から決してなくならないんだ。」

それから彼はこう悲鳴を上げました。「助けてくれ、助けてくれ、神よ。」

それから、ある男性がうめいているのが聞こえました。この男は、あるギャングのリーダーでした。彼はギャングたちによって恐ろしい死に方をしていました。別のたましいの叫んでいる声が聞こえました。

「いつ、これは終わりになるんだ?昼も夜も、俺は苦しんでいる。ここには昼がない。ここには夜もない。だけど、俺が地上にいた時は昼と夜があったことを俺は知っている。ああ、いつ、これは終わるんだ?」

 

一人の女性の声がこう言いました。

「私は売春婦だったわ。彼らは私にかなりのお金をくれたわ。私が死んだ時、私はここに来て、こうやって苦しんでいる。だれも私を助けることはできないの?どうして、地上でだれも私にこのことを話してくれなかったの?ほんの少し神のことを聞いたことがあったけど、私は少しも関心がなかったわ。私は悪い人間なのよ。」

 私はイエス様を見て、こう言いました。

 「これは死人たちの声です。つまり、死人たちは地獄でしゃべるんですね。」

 イエス様はこう言われました。

「そうです。彼らはそうします。 自分の悪を今でも正当化しようとしている者たちもいます。これらは、悪しき者たちのたましいです。」

 別の声がこう言いました。

 「私は動物と性行為をしました。そして私は罪の中で死に、ここに来ました。」

 別の声は、ある外国語を話しました。

けれども、私は彼がこう言っていると理解できました。

「俺はお金をもらって人々を殺した。俺は列車や飛行機を爆破した。だから俺はここにいる。」

そういう死人たちの声はどれも、地上で自分が犯した悪のことを話していました。私は、その活動をすべて見て、また、そういうすベての声を聞いて、こう思いました。「確かに、この下の場所に何があるかということに世界は気付く必要がある。なぜなら、地獄は邪悪な者たちのたましいを収容するべく拡大しているのだから。」

 私はイエス様のほうを見ました。イエス様は私が考えていることをご存知でした。主は私にこう言われました。

 「子よ、シオンであなたのラッパを吹き鳴らしなさい。私の民に、彼らのそむきの罪を、そしてヤコブの家には彼らの罪を告げなさい。」(イザヤ58・1)

 

その後、あざ笑っている悪霊どもが見えました。私はこう尋ねました。「主よ、私たちはここで何をするのでしょうか?」

イエス様はこう言われました。「見て、聞いて、学びなさい。」

私が見ると、目の周囲の円形部が虫やウジで満ち始めた骸骨たち。そしてサタンが来ました。彼はバケツのようなものを持っていました。彼は、焼かれているものをその中にすくい入れ、それをその悪霊どもに渡し、焼かれている骸骨たちの上に浴びさせました。その火が、その虫どもを焼くことはありませんでした。そしてサタンはあざ笑っていました。私はイエス様のほうに目を向けると、彼は泣いておられました。イエス様は私にこう言われました。

「子よ、あなたはこれから、この場所のことを世に告げるのです。」

 

地獄で悪霊を実際に目撃したあるクリスチャンの証言です。

「大ぜいの悪霊が見えました。彼らの大きさはさまざまで、背丈は六十センチから四メートル半くらいまで。背の高い悪霊の中には、頭に角がある者たちも。 顔の大きい悪霊や、歯や牙の大きい悪霊もいました。彼らの体は巨大で毛深く、かぎ爪のような長い手があり、カミソリの刃のようなものが背中にあり、大き

な足がありました。頭が三つある悪霊もいました。足が六本の悪霊も、三本の悪霊も、二本の悪霊も、一本の悪霊もいました。腕が一つの悪霊も、二つの悪霊も、六つの悪霊もいました。翼が六つの悪霊も、十の悪霊もいました。

鋭いカミソリの刃のようなものが付いた、長い尾のような形の悪霊もいました。

蛇の姿をしていて、蛇の頭のような翼のある悪霊もいました。邪悪そうな目と牙のある悪霊もおり、彼らの目からは火が出ていました。

私は震えて、こう言いました。「イエス様、なぜ私にこれを見させてくださるのですか?」彼はこう言われました。

「ここはサタンの王国です、子よ。彼は暗闇の中で働いています。彼は、そそのかすのです。彼は悪霊どもを送って、麻薬やアルコールをもたらし、家族を虐待させています。だから私は、あなたに私の名、主なるイエス・キリストの名を与えたのです。あなたが権威を行使して、これらのものを縛ることができるようにするためにです。そうすれば、彼らは鎖で縛られることになるのです。」

 

一匹の悪霊を見つめていると、大きくて黒い、燃えるような鎖が、どこからともなく出て来て、その悪霊を縛りました。その悪霊は悲嗚を上げて倒れ、動けなくなりました。他の悪霊どもは逃げ去りました。

イエス様はこう言われました。

「地上で、私の子ども、クリスチャンたちのうちの一人が、私の名、イエス・キリストの名で、この悪霊を縛っています」

鎖につながれたその悪霊は炎で覆われました。そしてそれは灰になりました。

「主よ、あれは焼き尽くされました」

彼はこう言われました。

「そうです、私は彼らがみな焼き尽くされることを望んでいます。」私たちは、その悪霊の灰を後にして歩いて行きました。熱い風が吹いて来て、その灰を吹き払いました。」

 

飲酒は乱行の元となり、地獄の入口になるばかりか、健康にも悪影響を与えています。世界保健機関は、ロシアの酒類の消費量が2016年までの13年間で43%減少し、飲酒に起因する死者が大幅に減り、90年代に57歳まで落ち込んだ男性の平均寿命が18年には過去最高の68歳に達したと発表しています。

 

Ⅰヨハ4:1-3「愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていたのですが、今それが世に来ているのです。」