海軍スペツナズがスウェーデンを攻める ある米小説から | エルサレムの響き3

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保守派ですが、愛国心の押し付けに反対するため、小説を書いています。
note 大川光夫 で検索してください。「 愛国者学園物語 」という題名です。

米国の作家スチュアート・ウッズの小説「Deep lie (邦題 潜行)」

 

は、ソ連海軍特殊部隊がバルト海沿岸諸国であるスウェーデンを奇襲するという話である。

主人公のソ連海軍潜水艦の若き艦長は、ある日、上級組織から呼び出しを受けた。

それは厚いベールに包まれた特殊部隊、つまりスペツナズに加わらないか、というオファーだった。

主人公はそれに参加し、特別な訓練を受ける日々を送り、その目的を知る。

それは、バルト海の入り口にあるスウェーデンを奇襲し、政治家などを暗殺するというものだ。

 

 

スウェーデンがその入り口を軍事的に封鎖すれば、それはソ連軍、特にバルト海艦隊にとって大きな障害になりかねない。それで、スペツナズによる奇襲を計画した。彼らは西側の小火器で武装し、数人乗りの小型潜水艦や普通の潜水艦、それに地面効果翼機エクラノプランを使うことまで考えていた。

 

だが、CIAをはじめとする西側諸国の情報機関は、ソ連海軍の不審な動きを察知していた。果たして、スペツナズの計画は成功するのか? 西側が防衛に成功するのか?

 

 

 

1987年に原著が刊行され、日本語版も同年に出ていた。当時の私は学校の図書館でこの本を偶然見つけ、読んだことがある。数年前、これの原著を取り寄せたが、読んでいない。この記事は記憶によって書いた。