昨日観劇してきた滝沢歌舞伎ZERO2020、第二幕を自分なりに整理したいと思います。
今回のお席は2階1列目、正面やや下手でした(開演前に撮り忘れ、これは幕間に撮りました)。
舞台全体はもちろん花道の半分くらいまでは観えるので、私は2階席が一番好きでござる🐒💕
あ、観劇前に「横原くんのぽよ」が何のことか気になって調べたら、「あ~、なるほど!これは是非ぽよを観なくては!!」と滅多に使わないオペラグラスで確認しました!!!
が、開幕して2週間以上経っていたためか、‟ぽよ”は薄くなっていました(がっくし・・・🥲)。影山くんと比べたら確かに何となくぽよってたけど・・・公演が終わるころにはもっと減ってしまうことでしょう(涙)
❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️❄️
※青字訂正しました(4/25)
一幕の華麗でスタイリッシュなレビューとは打って変わって、二幕のお芝居は、タッキー時代の滝沢歌舞伎において誕生した鼠小僧の配役が、Snow manに引き継がれてもなお嬉々として自由自在に舞台上で息づき、その個々のキャラクターに会えることがとても楽しみです。
ずっと変わらない役もあれば、新しい役もあったり、『定番の犬役』が誰になるのかも大きな楽しみの一つです。
タイトルロールの鼠小僧が存在しない不思議な鼠小僧❣️
4年前にスノーマンに引き継がれた時、一体どのような物語になるのか想像もできませんでした。何しろ、主役主人公が不在なのですから!
毎年ほんの少しずつストーリーの変更があっても、この鼠小僧不在は変わりません。むしろ、この主役主人公不在が軸となってお話が進んで行きます。実はとても奇妙な作りです(笑)
そしてストーリー自体も、特に何が起こるわけでもなく(事件や出来事等はほとんどなく~鼠小僧が死んでしまったことが一番の大事件なのだと思いますが)、説明調のセリフが飛び交い、進行していくだけなのです。
例えば劇中で、金さんと銀さんの兄弟は「物語の進行自体に全く関係ない」的なセリフを、銀さん自身がアドリブを効かせつつ舞台に寝転んだりしながら言う場面があるのですが、むしろストーリー自体に何かトピックとなるような出来事は‟冒頭の鼠小僧のお葬式”以外に存在しないのです。なので、そのことを逆手に取ったようなこの銀さんのセリフに思わずクスっとしてしまいました☺️
個々のキャラクターが立っているからこそ成立する物語、スノーマンの鼠小僧は正にそうだと言えます。
タッキーが生んだこれらの役を、この4年間でスノーマン自身が全身全霊を込めてスパーキャラクターに育て上げました。昨年の映画もあり、大ヒットしている要因もこの辺にありそうです。
でも、そのお役も・・・神(タッキー)によって、一変してしまうことも!
消えた役もあれば、突然生まれた役も、復活した役もあり・・・実は、けっこう何でもありなのか(笑)
それは神さまの計算なのか、きまぐれなのか、配役一つにも観客は想像を掻き立てながら、スノーマンと一緒に役を育てています。さらに、スノーマンのファンならば彼ら自身とキャラクターを重ね合わせ、メンバー同士の関係性にまで発展させ、観劇を超えたところでも最大級のエンターテイメントを創り上げているのです。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
来月、歌舞伎会のお席でもう一回観ます。
きっと、横原くんのぽよは、もう無いかも(涙)