「お母さん、手の震えってある?」

次男が聞いてきました。



「重いものとか持った後にならあるよ」

と答えると



「僕はほぼいつも震えてるんよ」と次男。

見ると確かに小刻みに震えています。



手の震えと聞いて

一番怖いのは脳の異常だったので

すぐ次男を連れて

脳神経科を受診し検査しましたが

異常は何もありませんでした。



次男自身がネットで調べたところ

「パニック障害やないかと思う」

と言います。



実は手の震えだけでなく

人混みの中にいると急に気分が悪くなって

その場から逃げたい感覚になることがある

と言うのです。



「いつから?」と聞くと

「日本に帰って来てから、かな」



詳しく聞いてみたら頭に死がよぎることも

たまにあるとのこと。



ADHD(注意欠陥多動性障害)や

ADD(注意欠陥障害)

ASD(自閉症スペクトラム)といった

発達障がいを持つ人たちは



周囲の無理解や過度なストレスから

『二次障がい』を発症することも多い

と聞きます。



留学先からの帰国直後に父親から

「自力で生きろ」と言われた次男。



進学も叶わず未来が宙ぶらりんなまま

4年ぶりの母国でアルバイト漬けの日々を

送るしかありませんでした。



現実を受け止めて

表面上は平然と振る舞っていた彼ですが



自分でも気づかないうちに

追い詰められていたのかも知れません。



あれほど毛嫌いしていた

メンタルクリニックを



「受診したい」と

次男自身から言い出したのは

それから間もなくのことでした。


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今は専門学校に通う次男。


いつもランチは学食で食べるのですが

ときどき「弁当作ってくれん?」と。



(弁当作りは大好きです)


今日も最後まで読んでくださって

心から感謝です Wハート


どうぞ素敵な一日をお過ごし下さい きらきら!!


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