「指示通り」ができない人たち

榎本博明 著


やっと図書館の予約の順番が回ってきた

タイミングいまいちだったけど読めた


いちいち自分はどーだ?と照らし合わせて

各セクションを見ていました

 

 そういうことも実は一つの指標かも

自分はと考えながらみていくのか

他人に当てはめて客観的にみていくのか

ま、両方ということもある


本書では

職場での上の人が、チームメンバーの問題について

コンサルタントさんに相談してるテイで似た事例を集めて体系化した本

解決のための指導法は薄めなので

指南書というより読者が振り返りに利用できて

私自身は現在仕事してないけど有意義でした


自分も過去の職場でのトラブルを思い返して

やばい!問題は自分だったかと反省したり

ミスの多さで面談設定されたあの時は

クビ寸前だったのかもと青くなったり


今頃分析しても遅いけど


いくつかの事例の中で

この問題は自分に今もあるなーと思ったのが


『都合の悪い情報は無視して、都合の良い情報ばかりに目を向けようとする』

選ぶ前からなんとなく決めちゃってる場合

他の選択肢を冷静に見てないから

それらの利点なんかに目をつぶって、自分の選択を肯定する情報しか見ない


職場では失敗したり迷惑かけたりすることになりかねないですね


そのほか

指示への理解力の弱い若い社員さんの事例を読んでいて思い出した

こちらは老化とともに

頭の回転が鈍り、二つまでは情報処理できても

三つ目の情報が処理できないことがある

そのために活字を読んで訓練しなきゃと

読書を年始の目標に掲げたんだった

最近は遠ざかってた読書だけど

方向性は正しかったらしいので

また始めてみようと思う



今回この本から残したい抜粋は


営業さんとしても大事な

コミュニケーション上手になるための

以下のコツです


  • 相手の話を真剣に聞く
  • 一方的にしゃべらない
  • 自分のことばかり話さない
  • 相手に関心を持つ
  • 押しつけがましいことは言わない
  • 相手の気持ちに共感する
  • 相手が話しにくいことはしつこく聞かない
  • 適度に話を切り上げることができる