今回、初めて行くケアンズの幼稚園での見学です。

 

今年から「オーストラリア研修」が始まりました。2日間の研修と7日間のボランティア実習です。

その研修の一環でここの「幼稚園の見学レクチャー」が組み込まれています。

 

オーストラリア幼児教育、と聞いてもあまりピンとこない方は多いだろうと思います。なんとなく、「自由」で、子供たちは走り回って、、、くらいのイメージしか出てこないかもしれません。ただそれ以上に発見と気付きに溢れた環境です。

 

 

ビーチから歩いて10分ほどの海の近くにある幼稚園。

南国ケアンズらしい佇まいです。

 

 

オーストラリア幼児教育の指針、Play Based Learning プログラムに沿って、「遊びから学ぶ」為のいろんな遊具があります。

 

 

子供たちが来る前の朝の時間に、職員のみなさんが各「遊び場=学び場」の準備をしています。

 

 

一つの遊びからどのように次の遊び、次の興味に発展していくか、よく考えられて配置もされています。

 

 

例えば、「色」から、どのようなものを連想していくか、動物であったり物だったり、連想し、関連していくものを探しやすくする配置・仕組みだそうです。

 

 

見学レクチャーでは、それぞれの遊びのディスプレイにどういった狙いがあるのかとか、子供たちは実際どうやって遊ぶのか、また先生方はどのようにサポートしたり、アドバイスをしたりするのかお話しします。

 

 

 

この幼稚園勤務の日本人幼稚園教師(研修講師)の方。

 

 

一人になりたい時は、この中に入って「一人遊び」をすることもできるのだそうです。

「集団で何かをする」為に個人行動を制しがちな日本の文化とは違い、こちらでは子供の「やりたい」気持ちだけでなく、「やりたくない」気持ちも尊重します。

 

時折、先生は声掛けなどしてチェックするのだそう。

どんなふうに観察をするのか、どんな声掛けをするのか、そういったことも見学レクチャーでお話ししてくれます。

 

 

園庭にも、すでに遊びの準備が出来ています。

少し「やりかけ」のような感じの設置の方法をしておいて、子供たちがその「続き」をやりたくなるような形にしてあるそうです。

 

 

 

オーストラリアでは、先生/保育士は子供たちに、上手くできたかどうかという結果だけを褒めたりしないそうです。

「そこに至る過程」を重視するそうです。

 

 

講師によると、「最終的なゴールはまだその先にあっても良しとする。園生活においては途中過程であり、上手だと評価される必要はないし、結果を求めない」のだそうです。

 

例えば、「自分の名前を書く」ことにおいて、きちんと書けたかどうかという結果を求めるのではなく、まず「書こうと自分で決めた」ことを評価し褒めるのだそうです。そういうことが、子供たちの自己肯定感、モチベーション、そして自分への自信などを育むとのこと。

 

 

 

 

この園庭にも「自生しているのか?」という感じの木々があちこちにあります。

 

 

 

南国の小さな幼稚園ですが、密度の濃いオーストラリア教育と先生方の取り組みや考え方を、2日間の研修、そしてこの見学レクチャーを通して学んでいただければと思います。

 

 

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