少し前になりますが、デンマーク現地日本人スタッフより「森の幼稚園」に視察に行っていただきました。
正確には「森の幼稚園”タイプ”の一般園」です。
園舎自体はコペンハーゲンの街にあり、毎日バスに乗って、森まで出かけます。
森に隣接した別の園があり、その施設も使わせてもらいながら、1日の大半を森で過ごします。
バスに乗って、森へ。
(専用バスです)
森の園舎に到着。
2011年に改装された建物。天井が高く居心地のいい園です。
先生と子供達でミーティング
(朝のサークルタイム)
森に持っていくランチ(サンドイッチ)を準備。
何を作っているのかな?興味津々。
外遊びの服に着替えます。冬はジャンプスーツに着替えて、ブーツ、帽子、手袋と、割と時間がかかります。
まだ雪の残る森林の中。。
子供達は自然の中でいろんなものを見つけ、
遊び始めます。
東屋。ランチの用意をしたり、雨が降れば雨宿りをしたり。
東屋で火を焚いてパンを焼いたりします。
火を起こすこと、扱うこと、ナイフを使ったり、子供達は自然の中で過ごす知恵を学びます。
園舎に戻ります。
あたたか~い(^-^)
1階にある教室。天井がかなり高く、子供達はのびのびと自由遊びの時間を楽しんでいます。奥のドアを抜けると図工教室があります。
先生の休憩ルーム。
広々、ふっかりソファ。。
先生たちも、しっかりリラックスできます。
半地下にある教室。天井が高いので上に登れるスペースもあって素敵な部屋です。窓も広く天窓もあり、明るいです。
夕方、身支度をして街に戻ります。
一般的に、「森の幼稚園」はすべて最初から最後まで、”森の中”なので、おトイレも森の中という結構なサバイバルですが、このような通常の園でありながら、アクティビティ時は森の園、というシステムだと、それぞれのいいとこどりができて良い、と現地スタッフからでした。
(日本からのボランティアさんも、まずは森の中でのアクティビティと施設の混合の方が活動に入りやすいと思われます。)
この園では、森の中で活動することにより、運動能力も高められると考えられています。また自然の中で「心の静けさ」や「深い思考」を育むこともできる、とのこと。
幼少期は自然とのふれあい、対話が必要だという考えが、北欧にはあります。このようなタイプの園は今とても人気です(^-^)
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