オランダ風卒業祝い。おめでとう!&ありがとう! | オランダより愛をこめて~教育と子育てと日々の暮らし~

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2017年9月、夫と息子2人とともにオランダ移住。
元小学校教員、元保育士、そして母親として、人として、幸せな教育、子育て、保育を考えていきます。

実は、1年前から楽しみにしていた、8年生の卒業ミュージカル。

毎週1回関わらせてもらっていた、6~8年生(10~12歳)のクラスのミュージカル。

 

去年は、本番直前に話の内容を教えてもらい、コメディ調のミュージカルの最後に、8年生だけが「旅立ちの歌」を歌った瞬間に大泣きしたわけで・・・

今年も泣いてしまいそう・・・と思いながら参加しました。

 

このクラス、担任の先生がピアノもギターも弾けて、保護者の一人が声楽の専門家としてお手伝いもしているので、多分他の学校よりレベルは高いんじゃないかなあと思う。(失礼?笑)

主役っぽいのは、ちゃんと8年生がやって、それ以外の役も、みんな本当によくハマってる。

(ちなみに、台本も歌もすごくいいのはプロが作っていて、それを3万弱かけて学校の予算で買っているから。ナレーションと歌のCD付き。)

 

実は数週間前に担任の先生から「ミュージカル来れる?」と聞かれ、「もちろん、来たい。」と答えたら、「じゃあ8年生から招待状もらって。」と言われ、8年生に「昼の部?夜の部?」と聞かれ、「夜。」と答えたら、夜の時間の招待状はなかったらしく、その場でワードで作った招待状の時間を夜の時間に直して渡してくれて・・・。

その自立っぷり、にも先生からの信頼っぷりにもただただ感動したわけで。

 

そんなわけで、もう本当にずっと楽しみにしていたミュージカル。

 

17:45開場に合わせて学校に着くと・・・

校庭で思いっきり遊んでいる子どもたち。笑

衣装で。

化粧バッチリで。

(そうそう、去年はある男の子の女装のメークもさせてもらった。)

 

教育実習生の2人も来ていて、ちょっとおしゃべりして、中に入ると・・・

シャンパンやチーズが並んでいる。

保護者がお出迎えしてくれる。

 

「椅子が足りない。」と校長先生が気付いて運んでくる。なんとなくお手伝い。

 

そして、開演。

セリフをど忘れした子には、誰かが囁いて教えてくれる。

折りたたみの椅子に寄りかかって座ったら、椅子が崩れる。

・・・などなどのハプニングもあり。

椅子が崩れた時には、会場からもドッと笑い声。

 

それ以外にも、笑い声がたくさん。

この笑いのツボが全然分からないのだが、どうやら面白いらしい。

 

最後には、「会場の皆さんも立ってください。一緒に踊ってください。」という一言あり。

簡単なダンスを教えてもらい、歌い、踊る。

お父さんたちのノリの良さにはいつも本当に感動!!

 

練習の時には、照れて笑って、バラードをちゃんと歌えてなかった8年生だけど、本番ではちゃんと歌ってた。

 

結果・・・今年は、去年よりも「上手に行くかしら」というドキドキを共有できていたことと、泣きポイントが分かっていたので、泣かずに済みました。笑

 

そして。

ミュージカルが終わると、そのままステージの上で、担任の先生がポートフォリオに書いた愛情たっぷりユーモアたっぷりのメッセージを読み上げ、校長先生からは写真をもらい・・・

 

保護者の会から、担任の先生に花束のプレゼントがあり・・・

8年生は「何か言いなさい^^」と言われて、その場で3人でどうする?みたいになり、一人の子が「すべてにありがとうございます。」と一言。その大人っぽくもはにかんだ感じ、そして短さに会場からは笑いが。

 

「もう1回歌う?」ということで、メインテーマの曲を歌い・・・

サーっと片付けて

8年生みんなと先生たちでご飯を食べに行きました。

たぶん、店も8年生が選んでる。(親と相談して、かもしれないけど。)

 

これが、オランダ風の8年生の最終登校日。

呼びかけも、校長先生の話も、来賓の話も、たくさんの練習も、卒業証書も、ない。

でも、愛情たっぷりで、みんなに祝ってもらって、成長を感じることができる。

 

もちろん、昼の部で下級生たちも「上級生の凄さ」をたっぷり味わいつつ、一緒に楽しむ。

 

日本の学校も、ちょっとずつ、ちょっとずつ、こういう方向になったらいいな、と思わずにはいられないのでした。

 

本当に、「すべてにありがとう。」