HICK-ルリ13歳の旅

原題：Hick（2011年）

評価：★★☆☆☆

【STORY】
アメリカ中西部の退屈な田舎町、13歳の少女ルリ（クロエ・グレース・モレッツ）は、友達のいない孤独な毎日を過ごしていた。ある日、何の前触れもなく両親が蒸発。一人取り残された彼女は、誕生日プレゼントでもらった拳銃を持ち、憧れのラスベガスを目指して出発する。ヒッチハイクで運よく流れ者の青年エディ（エディ・レッドメイン）の車をつかまえるが、彼の態度が少しずつ変化していきルリは恐れを抱く。（シネマトゥデイ）

【CAST】
クロエ・グレース・モレッツ
エディ・レッドメイン
レイ・マッキノン
ロリー・カルキン
ジュリエット・ルイス
ブレイク・ライヴリー

etc,,,

クロエ・グレース・モレッツが初の単独で主演を果たした青春ロードムービー。

両親の蒸発により居場所をなくした13歳の少女が憧れのラスベガスに向かう旅の途中、さまざまなトラブルに遭いながらも大人へと成長していく姿を描く。

クロエ・グレース・モレッツやエディ・レッドメイン、ブレイク・ライヴリーなどそれぞれが主役を務める豪華俳優陣が出演してて、とりあえずクロエはどうしてこんなに可愛いんだろう？ブレイクはどうしてこんなに美人なんだろう？エディはどうしてこんなにイケメンなんだろう？と思わずにはいられませんでした。笑

全体としてはかなりのんびり進んでいく印象ですが、後半に進むにつれ雲行きが怪しくなっていく、そんな映画でした。

で、想像していた物語とはかなり違くて、パッケージ詐欺でした。笑

無知な田舎娘がいろんなことに翻弄されるというのはいいが、もっと描き方があったんじゃないかなって思う。

エディって実はやばいやつなんじゃ？っていうのがじわじわ伝わってくる感じがさすがだなって思ったしぞわっとする恐怖がありました。

甘いフェイスでサイコ野郎とか怖すぎるし、レイプするとかクソ野郎にもほどがあったよエディー！！！

ルリのことを思ってモーテルの主人が二人の男女が殺し合ったことにすると言ったり、お絵かきノートにとある場所の住所を残したりとサポートしてるのはいいけど。

私には無限の可能性があるんだ！って走り出すルリの姿は良かったけど。

どうしても“けど”って言葉が続いてしまう感じの映画でしたね。